寅さんと引き合わせてくれたナビ

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　埼玉県の三郷市に行くのに木場から首都高に乗ったもののいきなり道路は大変な混みようでした。それもそのはず今日は5・10日です。ナビが駒方橋で一般道に降りろと言います。どっちみち何処を走っても今日は混んでいるのだろうから言うとおりにしてみよう。

　浅草通りを押上（おしあげ）方面に進みます。

　そして幾度となく角を曲がりましたので、

　一体何処を走っているのか検討すらつきません。

　するとどうでしょう？！。

　目の前の交差点の信号機には、

　「柴又帝釈天前」と書いているではありませんか。

　幸いに信号が赤だったのでゴソゴソとカバンからデジカメを取り出して写しました。

　そのまま通り過ごして行こうかどうか迷ったのですが、

　こんな事になったのも神様の思し召しと考え、

　車を停めてしばし観光気分にモードチェンジです。

　そんな事ですから参道の入り口とは反対方向から入る事になります。

　その道幅が本当に狭く4メートルはないでしょう。

　団子やさんが多く、人が美味しそうに口にほお張っているのにつられ、

　私も1本頂いてみる事にしました。

　もの凄い量のあんこが草団子の上に乗っかっています。

　食べてみますと甘さ控えめでしたから丁度いい塩梅で美味しかったです。

　きょろきょろしながら歩いていると、

　お煎餅やさんの店先でご夫婦でしょうか？、

　二人で向かい合って煎餅を焼いている姿に引かれ、

　ついつい店内に入っていきました。

　お土産ですから寅さんに因んだ物がよいと思い、

　えらの張った顔の寅さん煎餅をを買って帰りました。

　帝釈天のすぐそばに矢切の渡しがあるみたいです。