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「振動の時間軸」という言葉をうまく説明


 「インシュレーター」で検索をすると、あるスレッドで次のような文に出会いました。

 自分にとっては頭でイメージする音と実際の音とがシッカリとリンクしているのですが、それを言葉や文字で他人に伝えるのは大変難しいことです。それを第三者の方が私に代わってうまく説明してくれているので紹介させて貰います。



投稿日: 02/02/05 20:16

 時間軸というのは貝崎さんの独特の言い方で、言葉だけ聞くと訳解らんでしょうね(笑)。 解りやすく言えば、インシュレーターの場合だと、同じインシュレーターを全機種に使って振動処理速度を統一させれば、全ての機種が同時に振動処理され、それぞれの振動処理時間のずれによる音の濁りが、押さえ込まれ、キレや強弱・緩急がより正確に表現されるという理屈。

 要するに、例えは、ゴムの場合は振動処理に時間がかかり、金属だと早く振動がアースされるので、 ゴム系と金属系のインシュレーターを混ぜて使えば、一方の金属では早く処理され振動の影響を受けなくなっても 他方のゴムでは、まだ処理中の為、音に濁りがあり、結局、出てくる音は振動の濁りを持った アタック感の無い、情報量の欠落(振動によりかき消された)した、音離れの悪いものとなる・・・。

 というようなことです。処理速度を統一させることで、振動の影響を抑え、全てが正確に反応・再生される というのが、貝崎さんの言う時間軸の一致という変な?言葉です。あと、同一素材・同一構造のインシュレーターを使うことで、共振周波数を統一させるとのこと・・・。

 異種素材のインシュレーターを各機器に使用すると、それぞれの素材の鳴りによる混沌とした濁りが発生し、音がより濁ることを回避するという役目もあるそうです。解りやすくなかったかな???。



投稿日: 02/02/05 23:59

 音調はそれぞれの元のシステムの音によってかなり違ってきますが、 基本的には中域の密度感・エネルギー感(かと言って嫌な音を出さないような 工夫がされています)と、低域のキレ・ハイスピードを機軸に、全体的に張り出すような 音になっています。高域の繊細さ伸びには多少欠けます(繊細さを出す為の製品も作られています)。

 とにかく、エネルギー感、ハイスピード感、強弱を出すことを中心にし、 尚且つ、優しく空間描写を大事にした音作りを狙っています。 上手くマッチすると音像がポンと空中に立体的に飛び出てくるような音になります。

 これはローゼンの製品に統一した音調です。 ローゼンのインシュレーターを使うと、音が大人しくなったと言う人がいますが、 それは最初の音が、振動の影響でかなり歪んで汚れており、その歪みが取れたために おこる現象です。あまり振動の歪みの無いシステムに使用すると、更に歪みが取れると同時に、 エネルギー感が出てきます。

 貝崎さんの値決めはその音に対してどれだけの価値があるか?で決めています。よく「物に対してお金を払うのでなく、音に対してお金を払って欲しい」と 言っておられました(言いたいことは解るけど・・・でもね・・・という感じです)。

 それにしても確かに高いですよね。もっと安くすれば数がさばけるんですけどね。まあ、相当な数の試作品(ハンダの配合や大きさの違い等々の検証)も作っていますし 依頼している工場(真鍮の削り出し)でも手作りだし、仕上げも貝崎さんが手作業でやっていますから、原価は安いけど手間がかかるのは確かです。


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