いつものように広島を出る時に満タンにして出発です。
ちなみに広島ではENEOSのハイオクで109円。
滋賀県の多賀サービスエリアで20リッター（113円）注ぎ足します。
東京の多摩地区に用事がありましたので、
行きつけのスタンドに立ち寄ろうと思ったその瞬間！、
107円の看板が目に入りました。
あれッ！、数日前にここは101円だったのに。
条件反射とは恐ろしいもので、
私はとっさに入るのを止めました。
この地区は価格競争が激しく、
100円を切るのは時間の問題と読んでいたからです。
ひそかに私の頭の中では100円を切っているのではないか？、
という期待があったからに他ありません。
しかし、これから埼玉県の三郷へオーディオラックの打ち合わせに行かなければなりません。
メーターにはもう既に給油を促すマークがついております。
あれよ、あれよと言う間に、首都高に乗ってしまったではないか・・・。
あ～～～、ガス欠にならなければいいが・・・・。
ナビを見ると目的地まで60キロ近くもあります。
こんな時に限ってメチャクチャの渋滞です。
代官町を過ぎて銀座方面と目黒方面の分かれ道あたりはまったく身動き一つしない。
とりあえず、ガス欠は起さず四つ木で下りました。
水戸街道沿いのENEOSに飛び込みます。
そこの店員さん曰く、
『入れども入れども入りますけど、一体何リッターは入るんですか？』。
「84～85入るんじゃない・・・」。
『これだけ沢山入るのは初めてです』。
「あっ、そ～・・・！」。
「実はここでガソリンを入れるきっかけになったのはネェ～・・・」。
「いつも行きつけのスタンドが101円からいきなり107円になっていたので止めたの」。
「するとガス欠寸前だから慌てて入ったわけ」。
『そうですか、でもうちは高いですよ！・・・』。
『79リッターも入りました！』。
1万円渡すと。
清算機から戻ってきた店員さんは、
小声で悪そうに・・・。
『足りませんでした・・・』。
値段を尋ねてみると112円でした。
現金カードを渡しても高速より1円安いだけ。
何事にも限度というものがあり、
今日の教訓は、「欲を出したら損」・・・の巻きでした。
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