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恐るべしB&W社とHUBBELL社


 このところB&Wのスピーカーユニットのエネルギーの方向性が大分揃って来ているのに驚いていたところですが、とうとう完璧な物に出会ったのです。ついこの間、B&W800をセッティングする機会があったのですが、いきなり良い音が出るのでつい気になって調べてみました。

 何と驚くことなかれ、L.R.6本のユニット全てが完全に軸上に揃っているのです。こんな事は初めてです。偶然でこんな事はあり得ない事です。だって、丸い物ですから360度に方位が存在するのですから、1分毎の時計の長い針で表しても60通り存在します。

 その1/60の確立のものが6個とも完璧に時計の12時の方向に揃っているなんて事は、分かっていてやらない限りは出来るはずありません。おそらく確率としては何兆分の一になるのではないでしょうか。

 それと関連した事で電源ケーブルに使うパーツの話ですが、ローゼンクランツで使っているHUBBELL社のコンセントプラグHBL5965VBLKはホット、コールド、アースの3本のブレードが全て理想の方向に揃っているのです。更にビックリさせられるのは、外の絶縁ボディーの樹脂の方向性まで揃っているのですから本当に凄いものです。

 また、どこのメーカーの物か確認はしませんでしたが、アメリカのケーブルメーカーの老舗であるM社が採用しているコンセントプラグは3本のブレード全てが反対でした。

 また、スピーカーターミナルやピンプラグで有名なWBT社の物は完璧な管理で生産出来ているのですが、全てが1/2の確立になっております。従ってローゼンクランツでは、それら全てを一旦バラバラにした後、組み直して使っているのです。


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