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Hi-End Show Tokyo 2003


  有楽町の交通会館で開かれているハイエンドショーに行ってきました。今回大変目に付いたのは二つ、その一つは47研究所の音です。今までは私のハートを射抜くほどのインパクトは無かったのですが、今回は違いました。

 新しく開発したコンパクト2ウェイスピーカーを中心にしたサウンドです。会場の一番角のブースにもかかわらず部屋中に音楽が充満していました。正に「カイザーウェーブ」に乗っかった状態です。これだけの音は偶然にスイートスポットに入ったとは思えません。とにかく、今回の47研究所のセッティングには私も脱帽しました。

 確かな時間軸を聞き分ける耳を持っているのでしょう。欲を言えば、あとほんの少し潤いが加味されればパーフェクトな音になるでしょう。以前から電話線と同じ0.4ミリ単線で音作りをしているには、ここらあたりに秘密があったのかと分かったような気がしました。

 今後の47研究所は注目すべき存在と見ました。


 もう一つの驚きはシー・エス・シーという会社が輸入しているAADというブランドのスピーカーの価格設定です。あいにく音は聴いていませんがその作りの良さと物量、何をとってもハイレベルな物ですが、値段の安さに腰が抜けるほどでした。

 特にQ-40iという大型スピーカーはペアーで150万円位かと思ったのですが、なんとペアーで37万円でした。私が感じた1/4の値段です。聞くところによると中国で生産しているとの事ですが立派な造りです。

 恐るべし中国です。この破壊的価格は並みいる欧米列強のメーカーを脅かす存在になるでしょう。そしてこのAADというスピーカーの設計者は、アコースティックエナジー、ボストンアコースティック、プラチナムオーディオなどの会社を渡り歩いた、かの有名なフィル・ジョーンズなのです。

 彼の設計したスピーカーがウルトラ・アウトレット価格で登場ですから、下手をするとブランドにあぐらをかいていたら足元をすくわれますぞ。


 おまけの一つは、イギリス製スピーカーであるモニターオーディオのSilverstudio 8 \250,000/pairです。これも音は聴けませんでしたが、一番聴きたかったスピーカーです。本気で1台仕入れてみようかなと思っているんです。

 ディンプル加工を施したPB-BIG JAZZの開発後に知ったことなんですが、モニターオーディオは以前から大変気になっていたスピーカーなんです。そのゴールドシリーズは、コーンにディンプル加工をしているから、同じ音楽波動を持つ物としてどうしても他人事のように思えないのです。


 YBA、スペース&タイム、HUBBELLを輸入しているアポロンさんのコーナーでは、カイザーゲージを使ってスピーカーセッティングのお手伝いをさせて頂きました。

 パッションという名のインテグレーテッドアンプでドライブしたのですが、透明感とハイスピードでありながら、音楽性にも富んだ球のような味わい深いサウンドはこのアンプ独特のものです。

 当社の球のリファレンスアンプの音とそっくりな音楽表現ですから私好みの音なんです。値段は120万円もするのですが、倍ほどするセパレートアンプから鞍替えする人が多いというのも頷けます。


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