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A&Vフェスタ2003


 名前も場所も変えて新たな出発

 サンシャイン60、ビッグサイト、今回は1年ブランクを挟んでパシフィコ横浜での開催となりました。名前もA&Vフェスタ2003に改め、新出発です。ピュアーオーディオ関係の出展はほんの2,3社のみでそのファンにとっては大変淋しいものでした。


 きれいどころのコンパニオンを使ったデモンストレーションは一見華やかな感じなのですが、平日という事を差し引いてもそれが浮いてしまって、演じ手と来場者の間にあるシラーとした空気は何なのでしょうネェ・・・。

 推測するに会場の設営費でも一社当たり数百万円は掛かっているでしょう。人件費他諸々を含めると1,000〜2,000万仕事になるのではないでしょうか?。その費用たるや誰が負担するのかと思うと、首を傾げてしまうのは私だけでしょうか?。


 そんな関係から決して裕福ではないオーディオ専業メーカーや輸入商社達は、高級志向のインポートオーディオショーとミドルレンジのハイエンドオーディオショーという形で各々独立して分かれて行ったのです。

 従って、展示内容はというと大手メーカー中心のミニコンポ、AVシアター、カーコンポが主体です。全体の流行はアルミパネルをベースとしたメタリックデザインありきのもので、その音作りはというとシャカシャカ、チンチン、ドンドンと金属音の塊で鼓膜が破れそうでした


 そんな中での私の一番の興味はビクターから出たウッドコーンスピーカーです。とりあえずは90,000円のミニコンポのセットでしか発売されませんが、シッカリと音だけは聴いて来ました。やはり期待通り聴かせるものは持っていました。

 しかし、残念なのは非常に方向性が強い木の薄皮を使っているにも拘らず、それについては何の拘りも無く、折角執念で商品化したのですからもう一頑張りして欲しかったというのが正直な印象です。

 セミナーのお手伝い

 ところで何故そのA&Vフェスタに行ったかといいますと、出版社主体のセミナーがあるのですが、その中の出し物の一つとして「カイザーゲージ」の説明と司会進行役でA&Vvillageのお手伝い役を任されたからなのです。

 50名位入る会場に満席とまではいきませんでしたが、結構な数の方達に対して200ボルト電源の魅力と、パソコンを使った高品位オーディオ再生、そして「カイザーウェーブ」についての「音のカラクリ」の説明をしてきました。


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