トップ情報最近のニュース最近のニュース2004>初めての北海道

初めての北海道


 午前4時ごろ岩手県沖の洋上で迎えた暁です。西日本とでは軽く1時間の時差があるでしょう。茨城県大洗を夕方の6時半に出て苫小牧に翌日の昼1時半に着く19時間の船旅です。トラックと乗用車を300台以上も飲み込む13,000トンのでっかいフェリーです。船内にはサウナやバブルバスの設備が付いた大浴場もあるんですよ。

洋上の暁 苫小牧港

 苫小牧の港に着いた時に真っ先に目に入って来たのが、地震で火災を起した大型の石油備蓄タンクです。そしてもう一つはそれ程高くない山の上に残っている雪でした。初めて下り立った北海道の空気は軽くて流れが速いという印象を受けました。道路はというといきなりの片側4車線。何ともスケールが違います。

 サービスエリアで貰った地図に書かれてある地名を見ましても、「イルムケップ」、「オシャマンベ」、「サマッケヌプリ」とか、もはやここは日本というより外国といった印象です。ナビに目的地の住所を入れますと「北広島」という文字が入ってきました。「おかしいなぁ・・・、このナビは誤動作してるのかなぁ?」。後で人に聞くと、広島出身の人達が開拓した事から付いた名前だと教えてくれました。それで納得です。

札幌での桜

 5月16日札幌での最後の仕事を終え深夜近くにホテルへ帰る途中、車のフロントガラスに白い物がヒラヒラと落ちて来ます。信号が赤になったので何だろうと車から下りて上を見てみますと何と桜が満開なんです。東京では3月中旬には咲いていたので丁度2ヶ月遅れです。来週は九州です、ひょっとするといきなり夏の天気が待っているかもしれませんね。

函館港

 夕方の函館港。これから青森まで4時間弱の船旅です。


back