運転席のフロアマットの不具合によってアクセルが戻らなくなり、レクサスに乗った米国の一家4人が死亡した事故を重く見て、トヨタはリコール(無償の回収・修理)を行なう見通しになった。
その数は380万台にのぼり、1台あたり1万円程掛かると言われているので、ざっと計算しても380億円にもなります。
安全で経済的な車を売り文句にしてきただけに、その信用失墜は計り知れず、また、近年では韓国の現代(ヒュンダイ)がアメリカのカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたりして、後ろから追い上げて来ており、安閑とはしておられない状況です。
GMを抜く事ばかりに気持ちを奪われ、安全面がおろそかになったその付けはあまりにも大き過ぎたようです。
