米トヨタ自動車販売は5日フロアマットがずれてアクセルが戻らなくなくなり、事故につながる恐れがあると指摘されていた問題について、顧客にフロアマットを外すよう求める「安全キャンペーン」をすると決め、その旨を道路交通安全局に報告をした。
同社によると、「現時点では安全性を損なう車の欠陥は見つからなかった」という結論に達し、当面リコールは行なわないと方針。
訴訟社会のアメリカで、一旦リコールを匂わせた後で、それをしないと決めた今回の決断がトヨタにとって吉と出るのか凶と出るのか余談を許しません。
復活のシンボルとして創業家の豊田章男氏を社長に担ぎ出した矢先に早くも試練がのしかかってきた。