07年から楽天の編成部長を務めていた三村敏之氏が3日午前心不全の為仙台市の病院で急死した。
赤ヘル旋風を起こした'75の初優勝はそれはそれは感動でした。山本浩二、衣笠祥雄らと共に広島カープの黄金時代を築きました。
名門広島商の出身だけあって、その彼のプレーは攻守走三拍子揃った玄人好みでした。年が同じの私としては、仲の良い同級生が亡くなったようで本当に寂しい気持ちです。
「病気をしなければ、三村が俺の後を継ぐ事になっていた」と野村名誉監督が打ち明けたのも頷けるに充分なものでした。
弱い球団だったヤクルトを野村監督が引き受けた時は、三村監督率いるカープは常に優勝争いをする鍛え抜かれたチームで、当時若手だった「稲葉や宮本を2年ほど預けたいほどだ」と言わしめるほどの指導者としての能力を持っていた人物です。
三村監督が率いる楽天野球を見てみたかった・・・。