小沢氏の政治家としての権力を恐れて起訴出来なかった検察ではあったが、どっこい再戦を挑んで来たのである。これは官僚と政治家の戦争であるといっても構わない。
三権分立の司法と立法、行政はじゃんけんのグー、チョキ、パーの関係と同じであるが、検察と警察だけは一体のような部分があり、この二つがもしも手を組み起訴に持ち込み裁判で判決を下せば、いかに大物政治家と言えども、法律を変えてしまうまでにやられたらどうにもならない。
第1ラウンドは小沢氏の秘書二人を逮捕し検察の勝利でしたが、参考人としての立場の小沢氏はじめ、秘書も口を割らなかった為に、限りなく黒に近いグレーではあったが、疑わしきは罰せずに基づき第2ラウンドは小沢氏が勝利した。
この両者の第3ラウンドの戦いはどうなるのでしょう。
