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高速道恒久無料化なら僅か50区間でも財源2兆円

民主党昨夏の衆議院マニフェストである、高速道路の段階的無料化に関する社会実験が全国37路線50区間で始まっているが、これを恒久的に無料化する場合、必要な財源が2兆円程度に達する事が国土交通省の試算で14日分った。

これらの路線は元々交通量の少ない地方の区間が多い為際立った無料化による経済効果が出ているとは思えない。それよりも渋滞が増えて高速道路の価値が下がる事の方が目立つようである。

特に土日の普通車1,000円では大渋滞を引き起こし、人や物を運ぶプロの交通運輸機関からは「到着時間が読めない」と不評である。また、恩恵を大きく受けたはずのマイカー族も1,000円に慣れっこになりつつあり、幾ら安くても何十キロの渋滞を天秤に掛ければ、利用価値が薄いと考え始めているのではないだろうか。

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