トップ情報最近のニュース最近のニュース2010>美術館に現金5,000万円が匿名で送られて来た

美術館に現金5,000万円が匿名で送られて来た

(2010年12月15日01時52分 読売新聞)

手足に障害を持ちながら、口にくわえた絵筆で詩画を描く星野富弘さん(64)の作品を集めた「富弘美術館」(群馬県みどり市)に現金計約3,000万円が入った封筒が届いた。

同館を運営する市が14日発表した。寄付の意思を示すメモが添えられており、市は、匿名による善意と受け止め、同館運営に役立てる方針。ほぼ同時期、姉妹館の熊本県芦北町立星野富弘美術館にも2,000万円が届いたという。

富弘美術館などによると、今月10日、A4サイズの茶封筒が二つ郵送で届いた。輪ゴムで止めた1万円札の束が入っており、100万円分の束が計19個と、101万円の束が一つ入っていた。13日にも計1,000万円が入った封筒が一つ届いた。

いずれも差出人の氏名はなく、8日から10日にかけての日付が入った「さいたま」と記した消印があった。封筒には薄黄色の名刺大の付箋があり、「お役立て下さいましたらさいわいです。いつも本当にありがとうございます」と手書きで書かれていた。

同館側は、地元警察署に相談したうえで、寄付として受け入れることを決めた。


年の瀬にはこうした形の浄財が送られて来る事があります。

お金が大切に使われる安寧な世の中になる事を祈りたいです。

← Back     Next →