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60歳代姉妹やせ細った遺体で発見

8日午前、大阪豊中でのマンションの一室で女性二人が死亡しているのを豊中署員らが見つけた。死後20日以上たっており、やせ細った状態からして餓死したのではないかと見られている。

二人は付近の土地やマンションを所有する資産家だったが、昨年4月にマンションが差し押さえられたという。近所に住む女性の証言からすると、昨年10月頃に「食べ物を買いたいので」と借金を申し込まれ1万円を貸したという。

もちろん、ガス、電気は止められており気の毒な末路である。こうした出来事に出会う度に思うのは、ライフラインを止める時には行政に知らせる事を義務付ける事が必要だと思う。

ライフラインを供給する会社は行政と力を合わせ、こうした事態の時こそ命の尊厳が担保されるメカニズムを働かせるべきではないか。さすれば、担当者も訪問して、生活保護申請なり自己破産等の手続きを勧める事だって出来る。

電気、ガス、水道は正にライフラインなのである。その言葉の持つ意味を再確認して二度とこういう痛ましい事が起こらないようにして欲しいものである。

姉妹が行政に助けを求めなかったは、

資産家のプライドだったのだろうか・・・

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