中国はやる事が大胆だ。自動車や船舶所有者が毎年払う車船税の改正案が可決し、排気量が2000CCを超える乗用車の増税を決めた。その値上げ幅が半端ではない。
温室効果ガス抑制とガソリン消費を抑制するのが狙いとの事だが、現在車船税の最高額は660元(約8,200円)。改正後は2,000CCを超える乗用車に最高額が5400元(約67,000円)の8倍に引き上げられる。
日本の2,000CCだと39,500円、3000ccクラスで51,000円。中国人の平均所得が66万円であるから、年収の10分の1の計算になる。平均所得430万円の日本の場合、自動車税は所得の100分の1になる。
中国と同じ倍率で収めたとすると、3,000CCの場合51万円にもなってしまう。
