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インド鉄道相、高速鉄道整備を表明 日本に協力要請、新幹線に商機

2011.9.20 19:13 SankeiBiz

【ニューデリー=早坂礼子】インドのトリベディ鉄道相は19日、日本商工会議所の岡村正会頭らインド訪問団と会談し、「デリーとコルカタ間1200キロを6〜7時間で結ぶ高速旅客鉄道を敷設したい」と述べ、日本に協力を求めた。デリー・コルコタ間は現在、高速貨物鉄道の整備計画が進められているが、担当閣僚が旅客用高速鉄道の整備に言及したのは初めて。

今後、インド政府のインフラ整備計画に盛り込まれれば、日本の新幹線の有力な売り込み先となる。

同鉄道相は「まず既存の鉄道整備を行い、高速化を進める。貨物だけでなく旅客鉄道も必要だ」と指摘。「実現には資金や技術で国際的な協力が必要だ」とした上で、「日本はすばらしいパートナーだ」と述べ、協力を求めた。

これに対し、岡村会頭は「日本の新幹線システムは東日本震災後、約1カ月で復旧した。震災に非常に強い」と優位性を強調した。


アジア内に於ける平和バランスの保持を考えれば、インドとはどしどし友好関係を構築して行って欲しいものである。特に東南アジア諸国の取り込みに懸命な中国の事を考えれば尚更の事である。インドと日本とは対中国の事を考えれば、大いなる利益がどちらにもあるからだ。

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