2011.9.20 20:06 MSN
中国の戴秉国国務委員(外交担当)は20日、北京の中南海(共産党・政府所在地)で訪中した自民党の野田毅元自治相(日中協会会長)と会談し、野田佳彦首相の早期訪中を要請した。
野田元自治相は「できるだけ早く信頼関係をつくり、改善強化を図るべきだ」と応じた。さらに中国の儒教の例を挙げながら「中国の対外政策はハードパワーではなく、ソフトパワーを重視すべきだ」と、空母建造など軍事力強化の動きをけん制した。
一方、戴氏は「両国は運命共同体になった。相互依存が高くなっているので、冷戦思考から脱却が必要だ」と述べ、関係改善に向け、両国がさらに努力を重ねる必要があるとの認識を示した。(共同)
戴氏の「両国は運命共同体になった」。そして、野田首相の訪中を要請したという事は、日中両国にとって良い方向になろうとしているので友好を構築して欲しいものである。