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最速新入幕の常幸龍

2012.11.8 MSN

大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)で、新入幕の常幸龍(じょうこうりゅう)が注目を集めている。初土俵から所要9場所での入幕は年6場所制となった昭和33年以降では最速。番付を猛スピードで駆け上がる24歳の快進撃はどこまで続くか。(宝田将志)

「常に団体戦の大将戦のつもりでやってきたのが良かったのでは」。常幸龍は、自身のスピード出世をこう分析する。埼玉栄高−日大と名門の主力として鳴らしてきた。

日大では2年で学生横綱に輝いた。1年間は幕下付け出しで角界入りできる資格を得たが、大学で団体日本一の目標を追った。胸の中に、亡き父、佐久間幸一さんの「決めたことは最後まで貫き通せ」の教えがあったからだ。

卒業後に入門。前相撲からスタートすると、「年下でも兄弟子は兄弟子。(番付が下の)自分の飯は最後。着る物も履く物も強くなればよくなる。それに向けて相撲を取れているのは良いこと」と力に変えた。デビューから27連勝の新記録を樹立、最速タイの所要6場所で新十両、先場所は十両優勝−。破竹の勢いは、いまだ“壁”知らず。師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)も「目指すは、てっぺん」と、勝負度胸があって研究熱心な逸材に期待を寄せる。

8日は明瀬山らと計9番と軽めの調整で場所に備えた常幸龍。「注目される分、沸かせたい。経験が足りない部分もあると思うが、新鮮さで圧倒できるようにしたい」。活躍を誓う口調に気負いはない。




待望久しい新人現る! 

うかうかしていると稀勢の里も追い抜かれるかも?!

そんな期待と予感を抱かせてくれる!

相撲好きの私には、この上ない楽しみな逸材だ!

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