銀座三越新館12階にある、中国菜老四川「飄香(ピャオシャン)」にお得意さんと一緒に行きました。日曜という事もあって、14時近くにもかかわらず満席でした。とは言っても、私達の前に待ち客はいなかったので、ロビーのソファーに座って待つ事にしました。
その正面壁面に、太い針金細工であろう花柄模様のオブジェが目に留まったので、パチリ!
それには伏線があったのです。東京都美術館で一昨日観た、レオナルド・ダ・ヴィンチの組み紐模様が頭の中に強烈な印象として残っていたからです。これもよく見ると延々と繋がっているのです。
しかし、ところどころの花びらが粗雑で、この場所に陣取るに価する物ではなかったのでは・・・。ダ・ヴィンチの本物を見るまでだったら、そこまでの見方はしなかったのだろうと思いますが、本物を知った後では、無意識に比較をされてしまうのです。
さて、10分も待たぬ内に席が空いたとの案内がありました。中華料理独特の丸テーブルはなく、喫茶店にあるテーブルよりちょっと大き目のテーブルでした。妻がお昼のコーズを頼んだようです。
お店の面構えです。
1. 先ず前菜が小鉢に三種類
サッパリ爽やかな味です
2. 焼売と蟹の春巻き
薄く味が付いているので、そのまま食べます
3. これが酢豚なんです、白いのは山芋でした。
酸味の少ないバランスは素豚という印象を受けません。
4. スープ
中華風は微塵もありません。
三つ葉が入っているので和風スープという感じ。
5. 汁なし担々麺
味噌肉あんはピリカラではあるが、
濃厚さはなく味は上品。
6. 杏仁豆腐
手作りの味で、口内の油分をきれいに取り去ってくれた。
味もとても素晴らしかった。
明らかに女性を意識した味付けであり、盛り付けでした。本場の四川料理よりも日本流にアレンジした創作料理といった印象を受けました。和食感覚で食べれる四川料理は、食欲が薄い時でも胃に優しいのでこれからの夏がお勧めです。