サウンドステーションの底の根太は厚み22ミリ、柔らかい米松の柾目で出来ています。床とボード部のハードメイプル(27ミリ厚)との間を取り持つには、粘り具合としなりが絶妙でちょうど良い塩梅なのです。
52.5/105/157.5は「倍音とドとソ」の関係です。その和音寸法を用いた設計は音色の美しさも持っています。もう一つ優れた構造は根太の幅をエネルギーの進行方向に向けて細くしてあるところです。両端の長い2本と真ん中とでは方向性を逆向きにしてあります。即ち、エネルギーバランスを聴き手方向時に少し強くしてあるのです。
カイザーピッチで振動の起点を決め、ボタンヘッド・ボルトで加速度組立しているのでリズムと抑揚感がバッチリ出ます。それでいてエネルギーが循環するように双方向性にもしてあるのです。音の走り(木の呼吸)を殺さない、ドイツ製植物オイル(パインカラー)にて仕上げています。
世にオーディオボードは数々ありますが、ここまで音楽と音を知り抜いた上で設計されたオーディオボードは、ローゼンクランツのサウンドステーションを除いて他には無いと思います。
Sound Station/SW
W420 D445 H49
\110,000(本体価格)
東京都M.N様のご要望によって
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