2001年11月17日 埼玉県 Y.T様

  
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 アルテック820A、15インチダブルウーハー1950年代後期の貴重なスピーカー、眺めているだけで風格があります。 820Aの足元にはローゼンクランツのインシュレーター『PB−BIG』がしっかりと履かせてあります。


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タムラの300Bパワーアンプでドライブ、ケーブル類はFSK製で固めておられる、よく見ると0.8〜1.0mmの単線である。パンチの効いた中々良い音がしています。 テクニクスの業務用プレーヤー
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モデルが少し違うがこれもテクニクス製 コンソール型が2台並ぶと壮観である
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 今回の目的はアナログディスクスタビライザー STB-DAIBUTSU(大仏)を聴いて頂く事である、聴いて頂く前からY.Tさんが何秒で『買う!!』というか私は5秒と持たないと予言してから聴いて貰いました・・・・・・

 案の定2秒か3秒で『こんなのが欲しかったんですよ!!』とハニカミながら言いました。その後タムラの山口さんと三人で大笑いになりました。


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このような大型のVUメーターが私なんか憧れていました。 プリアンプは今話題のFAST・・・・・・一言で言って非常にストレートな音の印象を持ちました。私もこういう音が好きです。
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なんとも美しいマランツモデル7。 これまた珍しいデンオンの業務用CDプレーヤー
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タムラのMCトランス 見たことの無いメーカーのMCトランス
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マッキントッシュのMCヘッドアンプ タムラのノイズカットトランス
アルテックの足元のPB−BIG。 アルテックの上にJBLの075。

 そもそもオーナーのY.Tさんと知り合うきっかけは、PB-BIGを試聴したいという電話を頂いた事からです。

 正直言ってこんなに良い音で鳴っているとは想像していませんでした。

 僕が聴いた印象ではスピーカーのセッティングがほんの数ミリずれているのに気が付いていましたので、

 最後にミクロ単位の調整をさせて頂きました。

 そうすると生き返ったように浪々とそして非常に美しい倍音が出て来るようになりました。

 つくづく凄いスピーカーだと思いました。


075のアップ写真名機といわれる物は本当に美しいデザインをしています。 別の部屋には、JBLのこれ又名機のハークネス。
そして驚く無かれその隣には、な・な・なんとアルテックのラグーナがあるではないか、いやはや参りました、私の青春時代の夢また夢のスピーカーのオンパレード・・・・・ このラグーナもタムラ製の300Bでドライブ、CDはマランツの7。
彩玉オーディオクラブのメンバーの方の作品だそうです・・・211シングル。 アルテックのエンブレム・・・・・指揮者はトスカニーニと言われている。

 オーナーのY.Tさん、大規模農園を経営されていて、人の背丈くらいあるタイヤのトラクターが何台もありました。

 そして倉庫の2階部分に現在70坪ほどのスタジオを日曜大工でコツコツと建築中、そこで地域の音楽家の方たちに開放したいと抱負を語っておられました。

 なんとも太っ腹というか、やる事成すことスケールが桁違い、私は一晩泊めて頂きましたが、アメリカにいるような気分になりました。


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