"メグ・イベント特典"のオーディオクリニック
2011年は大晦日まで仕事をする事になりました。有り難い事です。クリニックに伺うS.Yさんは24日(土)のメグのイベントにご参加頂いた方だけの特権で、「昼飯を奢ってくれたら、クリニックを無料にします」という約束のお仕事です。
「クリスマス・イブという特別な日だから、"いいや!"」と思い、その場の盛り上がりに、ハイ気味となった私は気前の良い約束をしてしまったのです。"商売は損して得を取れ!"という諺があるのだから、良しとしましょう!
ぜひオーディオクリニックをお願いします
メグの当日の音の激変ぶりは本当に凄かった!
ステレオのセッティングで音が変わるのは分かっていても、あそこまで激変するとは! また誰も信じられような現象が起こってしまった訳ですが、それを知るのは、私のクリニックを個別に受けた方か、あの日メグのイベントに居合わせた方達だけです。
ジャズ愛好会メンバーの皆さんは、カイザーサウンドのセッティング技術レベルの高さを、否が応でも認めざるを得ない体験をしたのであります。又、私の事を"立て板に水"と云わんばかりに、オーディオの講談師としか見なかった寺島御大も、"カイザーは口だけではない!" と、少しは見直してくれたのではないでしょうか。
人間、何時何処で会うか分かりません
事前にS.Yさんからシステム概要をメールで頂いた際に、「お名前が10年ほど前に買い物をして頂いた方と同姓同名なので、ひょっとして、過去に当社で買い物をして頂いた方と同じ方ではありませんか?」と訊ねますと、『そうです! それにしても凄い記憶力ですね!』
「いつもは、物忘れがひどいのですが、S.Yさんというお名前は、お世話になったお客様の後輩だという事が、たまたま強い印象として残っていたからです」。最近では、つい昨日の事でも覚えていない事もあるのに、脳のシステムや記憶状態というものは、一体どんな風に刻まれているのでしょうね。今日のような記憶力が常時発揮出来れば、カイザーサウンドはもっともっと発展していた事でしょうに・・・。
事務所とオーディオルーム、どっちがメイン?!
S.Yさんのお宅には昼前に到着しました。先ずはステレオの置いてある事務所の方へクリニック道具一式を運び込みます。ビルの3階で18坪の広さだそうで、その内の三分の一近くの面積はステレオが占めています。
見ようによっては、オーディルームの中で仕事をしているとも言えそうな、一般の人からすれば、何とも羨ましい環境です。まして、土日になると他の事務所全てが休みとなって、鳴らし放題といいますから、俄かに男の隠れ家に化けるので、一石三鳥とは正にこうしたケースの事を言うのでしょう。そんな残り香を示すかのように、ケーブル類もかなり試行錯誤された様子が散見出来ます。
約束の昼食に出掛けるまでの30分ほどは、耳鳴らしにカーペンターズとビル・エバンスを聴きました。そこでS.Yさんがメグでのイベントの流れのまま、私に突っ込みを入れて来ました。
『今の状態だと、カイザーさん流で言うと10点位でしょうか?』
『うう・・む! もう少し良くて20点位ですかね・・』
まんざらでもない様子のS.Yさん。
『では、昼食に参りましょうか?』
『すぐ隣が回転寿司なので、そこでいいでしょうか?』
「はい! 何でも結構です」
「とても、美味しかったです」
「ご馳走様でした」
腹ごしらえも済ませたので、仕事モードに入りましよう。このMOSQUITOというスピーカーに見覚えがあるのは、ステレオサウンドの表紙を飾った事があったような記憶が・・・。
それにしても、「蚊」を意味する「Mosquito」はどう結びつくのでしょう?!
ボクシングにモスキート級というのがありますが、それは凄く軽いことの意味に使われていると聞いた事がありますが、蚊のように軽く反応するという意味なんでしょうか?・・・。その真意が知りたいものです。
MOSQUITOはハイテクの集積体
これぞ! ハイエンド・スピーカー。独自のテクノロジーが随所にちりばめられているそうです。一番先に目に止まったのは、カーボンファイバーで出来たエンクロージャー部が神秘度満点な深海生物のような形をしています。
そのカーボンの内側の骨組みは軽くて強度のあるハニカム構造になっていて、その部分に吸音材が施され、大きな振動も一瞬の内に消滅するようになっているのだと技術解説されています。
また、ウーハーユニットは後ろからガスシリンダーパイプによって、バッフルパネルに押し付けられていて、バッフルからの振動干渉を可能な限り避けようとする意図が見えます。こうしたハイテクはいかにもフランスらしいですね。
私もシトロエンのCXという車に乗っていますが、オイル循環パイプによって一体となったブレーキ系統と足回りは独特で、一種の麻薬的な乗り心地を生み出します。テクノロジー的によく似た考え方なので、このMOSQUITOというスピーカーに私はとても親近感を憶えます。
他のハイエンドSPには無い理想のバッフル幅
昨今の行き過ぎた流線型バッフルタイプのスピーカーは、音のエネルギーが奥に逃げ過ぎるきらいがありますが、このMOSQUITOはバッフルの幅が適度で申し分ありません。それでありながら、後ろのエンクロージャー部は、スピーカーの背後壁からの跳ね返り三次反射の乱れが少なくなるように考えられています。
上手くセッティングしてやれば、かつて経験した事の無い素晴らしい臨場感、存在感、リアリズムを演出出来そうな予感がすると共に、アグレッシブなジャズをも鳴らしてみたい衝動に駆られます。恐らくや金属としてのアルミフラットパネルが、叩く音(パーカッション系)を得意としてるのでは・・・。マイコンピューター上にそう出ています。
こんなスピーカーを目の前にしてしまうと、私のオーディオ屋としてのハートは火を焚きつけられたようにメラメラと燃え上がり、嬉しい昂ぶり感に刺激されてアドレナリンが湧いて来ます。
ラウンド・シルエット全盛の時代にあって、この適度なフラット・バッフルの採用はとても先見性があると思います。殆どの人は、そこが遅れているとか、欠点に思うでしょうが、それは行き過ぎたトレンドから受けた洗脳以外の何者でもありません。
トレンドというプレッシャーに、後ろから急かされ押しつけられたようなデザインと、そんな世の潮流には流されず、デザイナーとしての誇りによって自ら導き出したラインの違いが私には判ります。要は模倣なのか! オリジナルなのか! という事です。模倣の場合はデザインだけではなく、音を聴くと一発で判ります。それらに共通する瑕疵なる音があるのです。
現在のあまりにも過ぎた曲線偏重を反省し、程好い(丁度良い)バッフル幅というのが次なる時代の試金石となります。全てのデザインの基本は直線あっての曲線なのですが、今日に至っては車もスピーカーも曲線ありきで始まっています。だから女々しい印象をどうしても受けます。
寿司という生魚のエネルギーを取り込んだからでしょうか? あるいは、MOSQUITOのサウンド・デザイン・コンセプトを脳内にイメージ出来たからでしょうか? 食事前に聞いた時とは丸っきり音の見え方が違います。それは戦闘機のレーダーに敵機を捕らえたかのような正確さです。
機器へのエネルギー補給のもどかしさ
聴く内に私が一番気になったのは、スピーカーの空気を動かすタイミングよりも、オーディオ機器に送り込まれる、電気のエネルギー補給の時差でありもどかしさです。音楽のテンポや流れが欲しがる、量と速さに対しての補給が後手後手の感じなのです。
機器の裏、即ちベランダに出て掃き出しの窓を全開にすると、ケーブルの取り回しが良く判ります。このシステム全体の血管を診てみると、右下部分に大いなる問題があります。
青蛇が紫色のTMDのスピーカーケーブルと、CDトランスポートから出ている白のデジタルケーブルを絞めつけています。S.Yさんのワイヤリング状況でいの一番に私に訴えたのはこの点と全体の流れを悪くしている淀みです。
機器と電源ケーブルの適材配置
先ず最初に行ったのは、今ある電源ケーブルと各機器の相性を探りました。即ち適材配置であります。それら諸々の理由はあとで述べますが、先ずは壁コンセントからESOTERICのアイソレーション・トランスPS-1500に繋げてる大元を担う電源ケーブルを、高精細なESOTERIC 7N-PC9300からオーラルシンフォニクスの力漲る青蛇に換えます。
目に見えないエネルギーを汲み取る力
人体の血管を観察すれば分かるように、それは末端に行くに従って徐々に細くなっています。従って、大元に細かい仕事に適したケーブルを配するのは誤りです。論より証拠、やってみさえすれば分かる事ですが、ここでは実際に繋ぎ変えて確認するのではなく、五感全てを使ってそれらのモノに訊ねるのです。すると自然に手が機器とケーブルを引き合わせてくれます。
キーボードのブラインドタッチの更なる高度な技術みたいなものかもしれません。あるいは絶対音感が分かるような事と繋がっているかもしれません。また、ローゼンクランツのインシュレーターには、物性の響きの方向性をAマークによって明示していますが、これとて私の手に持って重心の偏心方向を見つけて決めています。
どちらにしても、ある種の特殊能力である事は間違いありません。しかし、このインシュレーターの方向性に至っては10年以上の実績がありますから、オーディオ業界ではしっかり根付いた技術の一つであります。
"方向性とは、エネルギーその物を表す"と思って頂いて構いません。
物理現象としての結果はその全てを物語ります。その現実だけは間違いなく存在します。処置前と処置後のその音の結果は目を見張る効果があり、その独自の技術は百発百中に近い正解率なのです。
電源の極性チェックは朝飯前で、ケーブルをコンセントの近くに持って行った時点で分かります。逆相の場合は指先から手にかけて独特のストレスを感じるのです。・・とまぁ、普通の人には理解出来ないような特殊能力を身につけてしまったものですから、無駄な買い物をする事も最近では全くと言って良いほど無くなりました。写真や製品の内部構造等からかなりの事が判るようになったのです。
加速度技術は五感を超えている!?
カイザーサウンドではこれらを総称して「加速度技術」と呼んでいます。そして今ではかなり多くの方達から認められ、メニューの中に「加速度組み立て」として、スピーカーやオーディオ機器全般に用意されるまでになりました。
しかし、言葉だけが独り歩きしている間は誰も信じてはくれません。そんな事は百も承知です。だから私は現場主義に徹し、宣教師の如く一人ひとりを大切にし、オーディオクリニックとセッティングに地道に取り組んで行く事にしています。
その内、人間も進歩・進化し、科学的に解明出来るようになる時が来るかもしれません。しかし、何から何まで解明出来てしまうと、ドキドキ・ハラハラする事が無くなり、殺伐とした世界に嫌気を憶えるようになるのは間違いありません。だから、ミステリアスで神秘的な部分は時々に有った方が良いのではないでしょうか。
五感以上の何かを感ずるには、己の精神を無に近い状態に出来なければなりません。そうしたスピリチュアルな状態は、座禅やヨガ等によって得られるとも言われていますが、私の場合はステレオと音楽の中で、徐々にスキルアップする形でモノにしました。朝から晩までステレオ漬けの中で生活しているからこそ出来た事です。
命と直結している食や車のコンディションには日頃から気を配っています。健康でデリケートなコンディションに身を置いておく事が、不自然さや不具合にいち早く気がつく事に繋がります。
時間的な事も然る事ながら、我慢する事を強いられるサラリーマンの方達にとってはとても無理だろうと思います。私のように自由人として生きているから出来る事なのです。
しかし、それらは良い事ばかりではありません。ストレスに対する耐性を上げた方が今日の社会では生きて行き易い訳ですが、私の場合は、それとは反対にいつもセンサーを全開にして生きていますので、年々アレルギー反応が酷くなり年中鼻炎に悩まされ、くしゃみと共に鼻水と涙が止まらなくなって困ります。
原始人化してしまった私の身体は、人間が作り出す様々な汚染物質や害に悲鳴を上げています。勿論音の良くないステレオには特にアレルギー反応が出ます。そんなだからこそ、たちどころに問題点が見えて来るのです。
スピーカーベースの方向性を揃え直す
話が怪しい方向へと逸れてしまいそうなので、次なるクリニックの技の話題に戻しましょう。スピーカーベースの響きの方向性はとても重要です。そのボードに付いてある傷口から見るに、アルミ系合金のようです。この方向性が左右とも裏表が反対で、前後に関しては右は合っていますが左が反対です。
この響きの方向性に於いて、上下に関しては左右とも下向きであっても、悪い中でも揃っているので、大きな違和感を憶えるほどではありません。しかし、前後の方向性がお互いが反対なのは、エネルギーの伝わろうとする向きが180度違う逆相状態となるので、音楽のメッセージが捩れる形になるので聴き手に正しく伝わりません。これが今日の2番目に大きい問題点です。
響きの方向を揃える、完璧なるスピーカーセッティング
S.Yさんにスピーカーをベースから一旦外して貰い、その間に私はベースの向きを是正すると共に、今まで聞いた音のデーターを基に、スピーカーを置いた時点で良い音が得られるように、集中力を研ぎ澄ませベースの位置出しを計ります。
MOSQUITOの足の受け方は独特です。20ミリのアルミバッフルの左右の端に近いところの底断面部を半球型に削り取り、その部分にステンレス球がスッポリと収まって床とは2点接地となります。
後ろ側の受けはと言うと、バッフルと同じ素材のJ字に似た板状の棒が、バッフル下部のセンターから後ろに30センチ程真っ直ぐに伸び、その部分にスパイクを設けて後ろは1点受けとなっています。そのエンドから上に向けて弓なりに曲がって、エンクロージャーの背中の中央部に取り付く形になっています。
ステンレス球を受けていた円形のベースは、音の事を考えて外す形でセットする事にしました。音も然る事ながら、この方が部屋との音のハーモニー度合いを、聴きながら擦り合わせ微調整出来るのでとても具合が良いのです。
次は、位置割り出しされたスピーカー・ベースの上にスピーカーを載せる作業です。完全に持ち上げるのは難しいので、ゴトリ、ゴトリとジグザグ前進するような格好でベースに載せます。最初の時点で丁寧に位置決めしていたので、あっさりと理想の場所に設置出来ました。
裏表を入れ替えると、赤のフェルト生地が現れて来ました。僅かに動かしたくても、先程まではびくともしなかったですが、これから行うスピーカー・セッティングでは、「振動の周期」と「気流の波動」を合わせ込むにあたって、ベースごとスピーカーの位置調整が可能となる状況を作り上げる事が出来ました。
未踏の世界を知るには、ここまでやるか!
カイザーサウンドならではのセッティング技術を披露するのに、打ってつけの設計ポイントがMOSQUITOにはあります。それはアルミバッフル下部にあるステンレス鉄球の部分です。鉄球を手に持ち重心の偏心方向を調べ、音飛びが一番良くなる方向にマジックで印を付けました。
この黒いドットが正面を向くように設置した時が、音楽エネルギーが最大になるようにしました。物性のエネルギーを知り抜いているからこそ出来るノウハウですが、こんな細部にまで気を配り拘るのは、何が何でも世界で一番良い音を鳴らしたいとの強い信念があるからです。
S.Yさんには自分のシステムを熟知する意味からも、時間がある時に私の試みたこの技術が、音楽再生面に於いてどれほどの効果をもたらしているのか、しっかりとチェックして貰えるといいですね。
3点支持の場合は斜め外後方に力をかけると、反対側の一点が簡単に浮くので、先ず内側の一ヶ所だけドットマークを反対に向けて聴いてみて欲しいと思います。更に、色々な方向に向けて実験して頂くと、音のエネルギーの向きが変化するのが面白いように分かるでしょう。
この詳細なるクリニックは画竜点睛となるべく最後の最後にすれば、その驚きの効果を体験出来たのですが、一気にやってしまったものだから、どの部分がどれだけの効果があったのかを具体的に理解する事にはなりませんでした。
しかし、スピーカー周りの事はほぼ全部やり尽くしたと言っても良いほどやりましたので、度肝を抜く音には成っているはずです。
奇数・偶数の間接音の調和を見て合わせます
ミニマム振動にまで目を配ったので、次は気流の反射の周期を音を聴きながら合わせ込む作業に入ります。スピーカーのセットされている状態が、左は壁がすぐ近くですが、右は殆どオープンスペースなので普通の人にステレオイメージの再現はとても困難です。
このような場合は右のスピーカーを左に比べて僅かに前に出します。歪な状態の時には歪な合わせ方をしなければ音の調和は生まれません。几帳面にメジャーを使って等距離にすると逆にずれるのです。こうした時はずらして合わせるのが基本です。その時に頼りになるのは音楽を愛するハートと耳しかありません。
S.Yさんにはソファーに座って聴いて貰いながら、スピーカーを調整して行きますが、決して私はリスニングポジションに戻って確認する事はありません。スピーカーをベースごと微調整する度に、音はどんどんとハーモニー度を上げて行くので、『おおぉ〜!』というS.Yさんの驚きの声が漏れ聞こえます。
皆さん方は直接音を頼りに合わせようとしますが、私の場合は間接音の調和で合わせます。そうすると直接音も自ずと揃うのです。これがスピーカーセッティングの極意です。ビリヤードの間接ショットと同じに思って頂くと良いと思います。
ここまでが私の腕だけで紡ぎ出した音となります。やりたい事は山ほどある中で、自信を持って聴いて頂けるだけのセッティングは一先ずこの時点で完了です。普段から聞き慣れたディスクでS.Yさんにチェックして頂きましょう。
カイザークリニック後のMOSQUITOが奏でるサウンドや如何に!
オクターブというメディアプレーヤーから、D-PremierというDAコンバーター内臓のプリメインアンプに繋いで鳴らす大変シンプルな組み合わせです。スクエアー形状と緩やかなアーチ曲線のコントラストが映えるクロームメッキの外装は惚れ惚れするようなデザインをしています。
コンバーター内臓での158万は、考えようによっては安いと言えるかもしれません。デジタルアンプにありがちな、冷たい・細い・きついといった傾向はみじんも見受けられません。むしろボーカルを聴く限り、管球アンプではないかと思えるほど潤いがあります。S.Yさんの選んだ機器はどれもデザインに優れています。私も似たような価値観の持ち主ですからその気持ちが分かります。
最後の最後にちょっとだけ商売をと思い、デジタルケーブルを聴いて頂きました。一発目は5万円台のDIG-B7です。良くなった面もあるが、ソリッドな音がちょっと気になるようでしたので、次はとっておきのDIG-Kaiser Sound#3です。これは見事に壷にはまったようです。スピーカーの能力が高いだけに大きく化けました。
『これは、外す訳にはいかない!!』
そのまま買って頂く事になりました。
私自身今回もMOSQUITOという貴重なスピーカーを調教させて頂く事が出来たのは、願っても無いスキルの積み上げとなりました。こうしたオリジナリティーに溢れたスピーカーに対峙している時が最高に幸せな瞬間です。
素晴らしいローゼンクランツ製品を開発出来るだけのエネルギーを貰えました。
もう少しやり残した事があったのですが、夕方からS.Yさんは用事があって時間切れの形となりました。CDトランスポートにインシュレーターのBIG3を入れた状態の音を聴いてみたいとの要望なので、正月の間ゆっくり聴いて貰う事にしました。
それ位メグでのBIG3のインパクトは強烈だったようです。
年が明けて電話を差し上げると、BIG3は手放せない物となったようで、気持ちよく買って頂きました。
S.Yさん今回は大変有難う御座いました。