|
|
|
|
30枚ほど出来上がって来る予定だったのですが、窯の調子が悪くかなりの枚数を駄目にしてしまったと報告がありました。
窯の温度、湿度、炎の力等、全てが上手く噛み合わないと満足の行く焼き物は出来ないようで、特に音楽の表現に対して好影響をもたらすだけの製品となると、窯の一番良い場所に置かないとダメだそうです。
初回ロットで出来上がってきたのは9枚です。今回の商品に関しては、私は助言をし、出来上がった物をダメとかO.Kとか言うだけですから、楽と言えば楽でした。しかし、作る本人としてみれば、それはそれは大変なプレッシャーだったようです。
その内幕には壮絶な闘いがあったのです。お世話になった職人魂を持った広島の木工所の社長が亡くなり、朝早くお参りした日でした。その日の私はいつもと違って感傷的になっていたようで、吉永さんに次のようなメールを送ったのです。
|
|
|
----- Original Message -----
From: <info@rosenkranz-jp.com>
To: M.Y
Sent: Friday, June 13, 2008 11:45 AM
Subject: 満開の桜の音鏡
|
|
|
|
|
|
私のイメージしていた物は多分こんなのだったのでしょう。
16角形で内アールになった歯車のような形とは・・・。
http://we.magma.jp/~ark/sinkyou_utyuu/honkan/g034-seiun.html
ワンオフで私の魂を出来るだけ早く作ってくれますか?。
それは、還暦で生まれ変わった私の今後の商品開発の元になる物です。
頑張ってまだまだ世に貢献したいとは思いますが、
私が昇天する時一緒に持って行きたいとも思っています・・・。
中のデザインは桜がいいな。
4月2日生まれなので、
満開の桜がいつも祝ってくれます。
我が人生、桜のようでありたいものです。
遺言
その時は吉永さんがそれをお棺に入れて下さい。
頼むよ。
カイザーサウンド
貝崎静雄
|
|
|
|
|
|
----- Original Message -----
From: M.Y
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Friday, June 13, 2008 2:50 PM
Subject: 桜花の魂にのせて
|
|
|
|
|
|
これではっきりとイメージが伝わりました。作品の完成は感性であり、魂の息吹そのものを表現することと思います。まさに言われている形状は宇宙の様を現す鏡になるのではないでしょうか?。
私は作る前からどんな表現をするのか今の私ならわかります。もしこれがカイザーさんの神髄のサウンドならば、引き際の美学、音楽の深遠な世界をどこまでも純粋かつ華麗に、しかも力強く表現されたいカイザーさんの魂を感じてやみません。
実は私は最初カイザーさんのイメージは桜だったんですよ
奇しくも私の長男と同じ誕生日とは驚きです。皆様に愛される星をもって生まれたのですね、荼毘に入れてもよろしいのですか?魂が残りますよ(笑)
メールを頂いた時、感動して涙が出でしまいました。
吉永 誠
|
|
|
|
|
|
----- Original Message -----
From: M.Y
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Friday, June 13, 2008 5:11 PM
Subject: 桜花の魂にのせて
|
|
|
|
|
|
カイザー様
さっそく、彫りました!
はっきり言いまして怪しいです!
しかもかなり難しいですよ。
(*_*)フリーハンドで固定せずに気合いでやってます
吉永誠
|
|
|
その2時間後には、『早速彫りました!』といって上の写真を送って来たのです。
何十年付き合っても信頼関係を築けないこともありますが、初めて逢ってから二ヶ月しか経っていません。
「誠意とは?」と訊かれた時
即座に、「今すぐ行動すること」と私は答えます
私の命と伍する事を、二時間でやってのけたのですから
この吉永という男はモノが違う!
どんな事があっても裏切らない、
男の中の男だと確信しました。
自分の作った物を売り込んで来たこの吉永という人物は、私の見込んだだけの事はありました。
そんな男が魂を込めて創り上げた
音楽家の心を写す鏡=”瀬兵音鏡”を是非ご体験下さい。
初回に出来上がった9枚は出尽くしましたが、引き続き一つ一つ丁寧に創っています。
↓↓↓ 試聴ご希望の方は ↓↓↓
こちらからどうぞ
|
|
|
|
|