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冬なのに雨なのに窓開けて走りました



 長野から関越道を通っての帰り道での出来事です。鶴ヶ島の近く高坂サービスエリアでひと休憩をとり、東京まで残り約50キロ、「さぁ〜!もうひと頑張りして帰ろう」とエンジンをかけたところメーターの明かりが点きません。普段から明かり調整ボリュームの接触が悪く場所によっては点かない所があるのです。

 要領を得たつもりでボリュームを回してみても、いつもと違ってまったく明かりが点く様子はありません。どうやらヒューズが切れたようです。

 「しようがないな〜・・・」ぐらいのつもりで走らしていましたところ、暖房が全開状態のまま調整が効かないのです。

 「うそだろう!?、2本も同時にヒューズが切れたのかな〜」

 サンルーフを開けて走ってもまだ暑い、左右の窓も1/3ほど開けて走ります。

 「冬に暖房が効きすぎで窓を開けて走るのは生まれて初めてだ!」と、助手席の息子と大笑いしていると、今度はポツリポツリと雨が降って来始めたではないか・・・。

 笑い事ではない状態です。

 「そういえば燃料もそろそろ注がなければと、思っ・・・うぅん・・?」

 燃料計の針も下がったまま、後どれくらい走れるのか計算が立ちません。この車の癖は給油を促すランプが点いてからはそんなに走れないのです。過去に一度ガス欠を起した苦い経験が頭をよぎりました。

 仕方なく練馬で下ります。

 何とか無事ガソリンスタンドまで到着。

 「ヒューズが切れたので交換してくれませんか?、多分2本切れていると思います」。


 『1本しか切れていないようですが・・・』

 「あ、そう〜?」

 練馬からはとことこと下道を通って帰ります。

 メーターも動くようになったし、暖房も調整出来るようになりました。

 ヒューズが1本切れただけで二重苦になるなんて信じられません。

 「シトロエンはアホとちゃうか!!」。

 しかし、出来の悪いほど可愛いものなんです。


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