W124と引き換えにBMW 525iの点検もお願いすることにした。富山までの450キロは足回りの硬いM Sportの時とは違って苦になることはなかった。さりとて運転していて楽しい気分になることもなかった。
その日は道中の殆どが土砂降りだった。ブッシュ類のヘタリや硬化が大きな原因であるのは間違いないが、ここ数年ほとんど乗っていない運動不足が良くないのも分かっている。タイヤの加速度組み立て以外は何もしていないのでやむを得ない。気長に調教することにしよう。
富山西インターへ着く前に有磯海で海鮮丼を食べた。これで三度食べたが魚の鮮度もさることながら美味しさは相変わらずだ。こんなお店が近くにあってくれたらどれほど嬉しいか・・・。東京では叶わぬ夢か・・・。
昼過ぎにアンカーガレージへ到着。ひと通り修理の経緯説明を受けて界隈を2〜3キロ走ってみた。確かにエンジンの不整脈は治っていたが、荷室のルームランプの調子が思わしくないことを発見。その場で処置をして貰い正常に動作するようになった。
安心して帰路についたが、日本海側の天気は豹変するので有名。物凄い土砂降りが襲ってきた。途中サービスエリアでトイレ休憩。車に戻ろうとしたその時である。荷室のランプが点いているのだ。若しも長時間離れていたらバッテリー上がりを起こしていたところだ。
その旨を電話で伝えると、申し訳ないけどもう一度預かってしっかり治したいとなり、彼を待つことにした。びしょ濡れになりながら車を入れ替え、乗って来たBMWで東京へ逆戻りすることになった。中古車を購入するということはこうしたトラブルが避けて通れないのだ。
我慢! 我慢! の忍耐力テストが続くのである。
この話続きます・・・