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ぼやき漫才アラカルト


ぼやき漫才アラカルト


人生ぼやき講座 '78

今は亡き人生と幸子の”ぼやき漫才”だが、よくよくみると”ぶった切り漫才”と言った方が良い。今日では、日本語の持つ言葉の微妙な綾や魅力が差別という名の逆差別によって言葉狩りが行われ、日本人の愚民化政策が着々と進み味気の無い日本語になり下ろうとしている。

最近は文章の中に漢字の割合が少なくなる傾向があるが、これでは世界最高を誇る識字率の高さもすぐに下がるであろう。ひらがなが多くなると読み難くなるので、その内、英語のように単語毎にスペースを空ける必要が生じて来るかもしれない。

特に酷いのが、地名や車のナンバー、なにわ(浪速)、さいたま(埼玉)、とちぎ(栃木)、いわき(磐城)、つくば(筑波)、これではどこの県の車なのかさっぱり分からない。一体誰の仕業でこういう事が行われているのか全く持って恐ろしい事である。

ちなみにいわき市をGoogleマップで見てみると、地図上から磐城の文字が見当たらない。全てと言って良いほど”いわき”に置き換えられているのである。キーボードで文字を打つ事が増えると漢字が書けなくなるのは誰もが知っている事だが、それに更に拍車が掛かるから困るのだ。

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