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「シャチと命名された私」 |
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寺島靖国スペシャルの「縦波」と「横波」のところでイルカの泳ぎ方の話になりましたが、そこで鯨類のことを調べているうちに色々と面白いことが分ってきました。「イルカ」と「シャチ」と「鯨」については正式な区別が無く、しいて別ければあごに歯がある「歯クジラ亜目」と、ひげのある「ひげクジラ亜目」に別ける事が出来るみたいです。 したがって、シャチについてはイルカの大型とも言えるし、クジラの小型とも言えるみたいです。そのクジラ類は陸上の哺乳類が進化して海に戻ったもので、その胸びれにかつて陸上を歩いていた頃の痕跡が5本の指の骨格として残っているそうです。 尾びれを横に振って泳ぐ魚類と違って、腹筋と背筋を縦に振る推進運動も、かつて彼らが陸上を疾走していた頃の名残りであると言えます。また彼らが見せる泳ぎの中のひとつに人間の立ち泳ぎとそっくりなしぐさがあります。そうして気をつけて見てみると、アシカやアザラシなどの哺乳類もやはり身体を縦に振って同じような泳ぎ方をします。 話はここで全く変わるのですが、ある時K氏に、「私は鯉のように一人でゆっくりと泳いでいるようなものだから」と言ったら、その途端に、彼は強く否定して。「イイや!、鯉じゃ無く、カイザーさんは『シャチ』です」。と言われてしまった。「どうして?」と聞くと、鯉とは似ても似つかない、もっと荒々しい「シャチ」だそうです。「じゃぁ、逸品館は?」と聞くと、「マッコウクジラ」ですと言う。「どうして?」と聞くと、「食べる量が違います」。「もう一軒は?」と聞くと、「サメ」ですと言った。よくもま〜、ポンポンと上手く答えるものだな〜と感心してしまいました。すると、「カイザーさんに似てきたんでしょうかね〜」と言われてしまった。 |
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