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「もつ鍋」おいしかった〜


 何度食べてもおいしい博多名物「もつ鍋」です。「カイザーさんのウェブはあれがうまかった、これがうまかったと、食いもんの事が多い。そのくせ、もつ鍋のことは書かない、「今度こそカメラにシッカリと収めてくださいよ!」と念押しされていました。アートクルーさんでの試聴会の度にご馳走になるのですが、今回で3度目です。今までの2回は何れも醤油味で、特に前回などは5人で18人前ぺロッとたいらげました。山本さんの「味噌味も美味しいんですよ!」という誘いに、「それじゃあ!」と張り切って、各3人前づつご馳走してくださいよとお願いしておりました。

ニラがたっぷりと乗った味噌味仕立て5人前

 半分スタッフみたいな馴染みのお客さん4人を入れて、合計8人で一鍋を4人で囲み、最初に味噌味5人前づつを注文。あっという間に鍋の底が見えてきました。最初はアッサリしていましたが、煮詰まってくると次第に濃厚な味になってきます。次に鍋を替え、醤油味を4人前注文。のど越しが良くいくらでも食べられそうです、本当に病み付きになる味です。

次から次へとお代わりをして、アッと言うまに胃袋へ

 しかし、初めの味噌味が次第にボデーブローのように効いて来て、もうお腹もパンパンでほとんど満腹状態。私はベルトの穴を2つ緩めました。山本さんは「ドンドン食べてくださいよ!」・・・、「カイザーさんもうギヴアップですか?、初めの意気込みはどうされましたか?、遠慮しないでドンドンいって下さ〜い」。

 山本さんは、「すいませ〜ん!後、醤油を二人前ずつ〜」、「それと〜、チャンポン玉を合計5人前〜」と、上機嫌な声で注文を入れる。この頃から、山本さんの作戦に引っかかった、と全員からブーイングの嵐・・・、「もつ鍋の方向性が逆だー!」。「醤油⇒味噌⇒醤油が正解だ!」とか・・・、口々に攻めます。Qちゃんの毛が3本じゃないけど、麺を3本やっと口に入れてもうパンク・・・とうとう苦しくてGパンのボタンも外してしまいました。今回は8人で22人前一人当たり2,75人前、ちなみに前回は一人当たり3,6人前でしたので、今回は山本さんの作戦勝ち〜。

こちらは醤油味4人前

 今日のB&W802に専用インシュレーターRK-BWを使った試聴会の話にも花が咲き、「今まで802がまともにいい音で鳴っているのを聴いたことが無かったが、今日の802は別物のように素晴らしかった」・・・。「あれだけ良くなれば、取り付けたら絶対外せなくなりますね〜」。「いや〜、それにしてもカイザーさんの喋りはパワフルですね〜」とか、オーディオ好きの人間が集まって何とも楽しい宴会です。

人の財布だと思って遠慮なく注文する

 それと今回の余興は、思い切ってローゼンクランツのデジタルケーブルを2本ジャンケンで勝った人にプレゼントという大盤振る舞いです。この時に「セパレートCDを使っておられる方いらっしゃいますか?・・・」と尋ねますと、誰一人いなかった。まんまと作戦は大成功です!。「ジャンケンで勝っても使い道がないな〜」とか、ブツブツと何か声にならない声が聞こえておりました。

 嬉しいような、嬉しくないような、へんちくりんな気持ちみたいです。その複雑そうな表情を見ていると、可笑しくて可笑しくて、そんな様子を見ては楽しんでいる意地悪なオッサンの私でありました。結局、勝った二人は真顔で「急にDAコンバーターが欲しくなった〜!」と、言ってみんなで大笑いです。「さすが、カイザーさんは商売が上手い!」。「イヤらしいプレゼントをするな〜」。

 山本さん!、「今日は作戦にしてやられたけど、次回は5人前くらい醤油のみで挑戦したいから、何時試聴会をやりますかね〜?」とけしかけると・・・、「明日やりましょう」。?????「ポカ〜ン」とした私は、最初から明日の日曜日はもう一日やることになっていましたので完全に1本取られました。大阪に居たせいか、ツッコミにも上手くボケてくれます。それとも「博多にわか」仕込みでしょうか?「博多にわか」と、「伊予漫才」、山本・貝崎コンビは最高潮です。

 
会計を終えてみんなの喝采を浴びながら店を出る山本さん。有名人も沢山来る人気のお店「笑楽」

 広島に帰ると、鹿児島から参加していたお得意さんのTさんからユーモアたっぷりの川柳入りのメールも届いておりました。これが又傑作です。



 貝崎様

  • もつべきものは、博多の友ならぬ博多の鍋?

 おはようございます、Tです。土日はどうもありがとうございます。伊予弁、広島弁を取り混ぜながらの貝崎節が博多の夜に爆発!とても楽しかったです。もつ鍋も貝崎さんが病みつきになるのが分かります。私もはまってしまいそうです。(次ぎは是非、醤油⇒味噌の順で)

  • チャンチャンバラバラが大変身、まるで今年の阪神のようなB&W

 専用PBでまっとうになった(チャンバラがちゃんとした殺陣になったが如く)B&Wですが、やはり私にはジョーダンワッツの音に優るものはありません。今度は是非ローゼンクランツのフルシステムでのイベントを期待します。これでベラフォンテなど聞かせたら皆腰を抜かすどころか泣いてしまいますよ。ほんまに。

  • OH,DANNY BOY

 ベラフォンテは本当に素晴らしかったですね。余りにも有名すぎてなんとなく敬遠していましたが、不覚でした。有名なバナナボートも改めて聞いてみたい。ローゼンクランツで聞くバナナボートは生気に満ちた本当に力強い歌声でしょうね。このベラフォンテの盤をホームページで紹介してはいかがでしょうか。私も是非入手したいと思います。

  • ああ麦酒、いや麦秋

 昨日は5時半の高速バスに乗り、9時過ぎに帰りつきました。途中、筑後平野は丁度麦が収穫の時期を迎えており、西日に照らされて黄金色に輝いていて美しく、久しぶりに「麦秋」という言葉を思い出しました。もう日本からこの風景は絶滅したと思っていましたが、意外と身近にあったのですね。(筑後平野は北海道に次ぐビール用麦の生産地でした。)

もつ鍋に寄せて川柳を一句
  • 「もつ鍋で、あひる(DAC)の釣れる博多かな」

 もう一句
  • 「貝掘り日、潮引き、客があっと来る(アートクルー)」


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