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サッカーワールドカップ


 優勝候補の1,2といわれたフランス、アルゼンチンがまさかの敗退!。予選リーグの最終試合の迫力はどの試合も、どの選手も、本当に凄い!凄い!の連発です。決勝リーグに残れるかどうかですから、ピッチ上の全ての選手が国の名誉をかけて一生懸命プレイしているのが本当に良く分ります。正に格闘技さながらです。これはスポーツと言う名を借りた国対国の戦争のようです。

 昨日14日は、日本がHグループの1位で決勝リーグへ進出という快挙をやってのけました。負け無しの2勝1分けという成績は誰が戦前に予想できたでしょう。本当に凄いことをやってのけたものです。道頓堀の川に飛び込んだり、日本中で大フィーバーしているようでした。昨日1日だけは誰も仕事が手につかなかったようです。

 ついこのあいだまで、プロのJリーグが出来たとは言え、サッカー人気は日本ではいま一歩の感でしたが、これだけの変化はチョットめずらし出来事だと思います。経済不況が長く続くせいで、誰もが閉塞感を感じている時でもありますから、尚の事、日本選手の大活躍、快進撃が国民の冷えた心に灯をともしてくれたのでしょう。久し振りに、子供からお年寄りまで日本に笑顔が戻ってきたようです。

 お隣の韓国は前回までに5回出場して、1度も勝ったことが無いほど世界の壁は厚かったのです。それが韓国も同じ日にDグループで1位通過ですから、何とも大変なことになったものです。聞くところによると、過去に開催国で予選敗退した国は一つもないといいますが、それは偶然か?、あるいはそうではないのか?、なんとなく首をひねってしまう部分もあります。

 昨日の韓国対ポルトガル戦ではポルトガルに2人も退場者が出てしまいました。フェアーな判定のようでもあるし、そうでもないようにも感じました。でも、そんな野暮なことを考えるのはよしましょう。そんなことを引き算したとしても、やはり、両国とも素晴らしい戦いぶりでした。これで世界のアジアサッカーを見る目が違ってくることは間違いありません。ここは素直に喜ぶのが1番でしょう。

 サポーターは12人目の選手といわれるぐらい、選手にとってはその応援が力強い後押しになるようです。明日からの一発勝負の決勝トーナメントはもっともっと白熱したゲームが期待できそうです。皆さん!、仕事の手を休めてNIPPONを応援しましょう。


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