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もう!うれしくって!ウレシクッテ!嬉しくって!。


 もう!うれしくって!ウレシクッテ!嬉しくって!。

 見ただけで!、触っただけで!、音を聴く前から、この私には音楽が聞こえてきます。

 まさに、「ミラクルサウンド・スクリーン」。

 だてにつけた名前ではなかったことが、確信出来た一瞬です。

ミラクルサウンド・スクリーンとの2ショット!

 今日来られたTさんは現在リスニングルームを建築中です。私の考え方を参考に床はどうしたらいいか?、壁はどのようにしようか?と夢は膨らむ一方だという。そのTさんに実際に「サウンドスクリーンの実物を見てみますか?とたずねると、是非見せて欲しいと仰る。

 その彼が実物を見た瞬間に発した言葉。「こんなに訴えかけてくる製品はちょっとない!、凄い物を見せてもらいました」。そして、それを、コ〜ン♪、コ〜ン♪と指先ではじくと、見事な音階となって聞こえてきます。まさに楽器と同じです。しなりがあって、輝きがある。狭い部屋でも、美しい楽器の余韻を聞かせてくれることでしょう。

 最初のワンパターンである11本の塗装が仕上がった段階です。先ほど、幾通りものひもを買ってきて、実際に組んだりしながら、どのひもにするかイメージを働かしました。「しゅろ」、「ナイロン」、「綿」と宛がってみますが、最近多い見た目にきれいな綾織の物は、締めても締めてもシッカリト締まらず、なんとも頼りありません。一本通しの生きた木のしなりの強さや速さに負けるようです。昔ながらのたこ糸と同じ編み方、すなわち、モノを縛るにはロープ方式の3本撚りが一番シックリします。

シュロ 黒 3打ち 3mm シュロ 茶 3打ち 3mm ナイロン 3打ち 3mm
綿 3打ち 3mm 綿 3打ち 3.6mm 綿 金剛打ち 4mm

 もちろん、間を取り持つ振動の減衰の役割を果たす丸い玉には、ハードメイプルより少しやわらかい桜に決定しております。強いかえでの振動をより生かす為には、これらのバランスが重要になってきます。その玉に何ミリの穴を空けるのかということについても、実際にヒモを通して確認する必要があります。

玉を連結して、バランスの確認

 こうして、ひとつ、ひとつ、感覚を大切にしながらモノにしていくわけです。1週間後にはもう一組の物が仕上がる予定になっています。それが出来上がった時に初めて、東京の試聴室で音出しをしようかと思っています。今晩また、これから東京へ向けて車で出発です。7月から6回目になります。まだしばらくはこうして落ち着かない状態が続くのでしょう。


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