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東京試聴室オープン



 10月1日、「カイザーサウンド東京試聴室」を何とか無事にオープンさせる事が出来ました。今後大反響を呼び起こす事を予感させるように、夕方には大型台風21号がダイレクトに東京へ上陸です。AVvillageに取り上げられる事になっている関係で、今日は取材担当の村井裕弥さんを自宅まで迎えに行くことになっています。

 地下の駐車場から直接車に乗って出かけるものですから、すっかり雨の事など気にもせず傘も持っていませんでした。途中から凄い雨になり、村井邸に着いた時には玄関までほんの2〜3メートルにもかかわらずびしょ濡れになりました。

 先客のHさんがお祝い方々駆けつけてくれていましたので、村井さんとHさんのお二人に東京試聴室の音を初お披露目という事になります。取材用に10枚ほどのディスクを持って来ておられたのを次々とかけていくのですが、どれも見事な音楽を表現してくれて私自身も驚きの連続です。

 「ハイフェッツ」、「クリスチャン・マックブライド」、「イーグルス」etc,なんのてらいも無く自然に音楽が流れてくるのはカイザーならではのものです。興奮気味の村井さんはそれぞれのディスクの聴くツボをちゃんと心得ていて、一つ一つ過去の体験談を聞かせてくれます。「こんなに鳴る所は何処にもありませんよ!」。

 今回の一番の目玉はミラクルサウンド・スクリーンです。開発の苦労話をお聞かせしながら、その音の効果を聴いていただきます。部屋のコーナーに置いてある物を先ず一つ、そしてもう一つと取り除いていくと、何とも味気のない音になってしまいます。


 まだ、値段が幾らになるのかも決まっていないのですが、お二人ともずいぶん気になっているみたいです。それぐらい大きな衝撃を受けたみたいです。初めて音出しをしたのが3日前ですから、合計しても5時間も鳴らしていない状態です。しかし、昨日鳴らした時とは全く別物のような音楽表現に成長しています。これから何処まで良い音になって行くのか、計り知れない能力を秘めているのが、まるでレントゲンのように透けて見えるようです。

 私の頭の中には「あ〜もしたい!、こ〜もしたい!、とにかく、まだまだ、やりたい事が一杯なのです!」。それぐらいイメージが次から次に湧いて来るのです。


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