トップ情報最近のニュース最近のニュース2007春日大社

春日大社



 今日はお昼前に三重の松阪にクリニックに伺う予定ですが、高速料金が3割の深夜割引料金が適用になるには4時までにETCゲートに入らなくてはなりません。そうすると少し時間に余裕があるので、途中奈良で下りて春日大社にお参りすることにしました。

 日曜日の当日は七五三のお参り客が多いので、春日大社の駐車場に一般客は停めさせてもらえず、逆戻りして改めて表参道を通ってゆっくり参拝しました。そのお賽銭は、いつも「カイザー数字の百五円」と決まっております。

 お参りはやはり近道をせず、表参道を歩いてお参りするものですね。参道脇に生えている木は杉とか檜はもちろんありますが楠木とか楢の木などが多いのにはちょっとビックリです。


 さらに驚いたのは、南洋のジャングルでしか目にしないような太いツルが空に向かって伸び、隣の木に絡んでいる光景でした。それは今までの経験からして日本の神社とは結びつきにくくちょっとしたショックを覚えました。


 朱色の回廊を歩き、さて本殿をお参り出来るかなと思いきや中まで入れてもらえないのです。本殿の社の一部も見えないのは大いに期待外れでした。もうちょっと何とかならないものなのかと思いました。

 法隆寺まで脚を伸ばそうと思ったのですが、わずかしか時間が残っていなかったので、大社内の宝物殿で鎧兜や刀を見ることにしました。太古の昔の素晴らしい芸術性と技術レベルの高さには本当に驚かされました。

 奈良公園一体には自然が広く残されており、日本が世界に誇れる文化遺産です。もう一度時間を作ってゆっくりと散策してみたいと思いました。


 「早起きは三文の徳」といいますが、神の宿る山の新鮮な朝の冷たい空気は特別なご馳走で、久しぶりに私の肺は幸せを感じているようでした。


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