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仕事柄日本全国を回りますが、車を走らせていて、今どこの町を走っているのか分からなくなるような錯覚に陥る事があります。
新しく出来たバイパス道路を走っている時、特にそう感じます。その原因は見慣れた大きな看板やその店の作りにあるようです。
車のディーラー、大型電器店、スーパーマーケット等の大企業のネオンや看板。そして、コンビニエンス・ストアーを筆頭にファーストフードショップ等の全国展開しているフランチャイズ店の多さです。
特にひなびた地に、赤や黄色のけばけばしい看板は本当に不釣合いです。そんな外来種に侵食されるかのような光景に、辟易とした気分になることがあります。
かく言う自分も決して利用しない訳ではありませんので、どうしてここまで増えたのか考察してみたいと思います。
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指示待ち人間とマニュアル人間
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色々な理由があるのでしょうが、自分で決められない指示待ち人間と揶揄される人達が多くなった事と大いに関係があると思います。また、サービスの提供者側とて、縛られた挨拶言葉を喋るマニュアル人間ですから、両者の間では丁度良い塩梅なのかもしれません。
そんなうわべの付き合い方に慣れ親しんだ人達には、高い安い、不味い美味い、のリスクを冒してまでの気持ちにはなれないというのが一番の理由ではないでしょうか。
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広い駐車場の有る無し |
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私の場合は、初めて訪れるその地の名物料理でも食べたいなと思っていても、広い駐車場があると、吸い込まれるように入ってしまうことがまれにあります。
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失敗するのが怖い
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高い安いは分りますが、味の当たり外れというのは、私の場合では楽しみに思えるのですが、失敗するのは絶対に嫌だと思っている人にはその勇気は湧いて来ないかもしれませんね。
でも人生というものは外れや失敗から学ぶ事の方が大半ですから、それを嫌がっていたらストレスに対する耐性も養われません。
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感動を手に入れるより外れくじを引きたくない
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チェーン店でしたら外れは無いかもしれませんが、良くて80点、大抵は60点位のものです。たまには、専門店ののれんをくぐってみるちょっとした勇気を出して欲しいと思います。
そこには職人の作り出す、90点、100点の深い感動の世界にたどり着く可能性や夢があるのですが・・・。
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気さくに話し掛ける勇気が無い
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そして、カウンターで隣り合わせになった人に話し掛ける位の余裕やちょっとした勇気を持って欲しいものです。その点大阪の人は図々しい位誰とでも気さくに話しかけます。しらーとした東京と、あつかましい大阪を足して二で割った位の人間が丁度良いと思います。
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普段から未知なる経験に興味を示すべし
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そんな感性を普段から身に付くように心掛けておかなければ、いざという時に自分で判決断が出来ない人間になってしまいます。
最後の最後は自分の勘を頼りにするしかありませんので、普段の生活や行動の中で予習をしておく必要があるのです。
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