蕎麦のコース料理
フランス料理のコースのようになっている。
前菜・蕎麦がき・ざるそば・そば粉ピッツアの4品。
「山の実」は今回で3回目だが、どこの蕎麦とも違う。
店の雰囲気もあるのだろうが、
蕎麦なのに和を感じさせないのである。
イタリア人が作るフランス風蕎麦と言った感じだ!
乗り付けたルノー・サフランが何とも良く似合う。
青大豆の一種である長野特産の鞍掛豆。
枝豆に似ているが、香ばしく風味があり味も濃厚である。
コゴミも春の恵みを感じさせてくれる。
僅かなぬめりを伴うサクサク感は得難い。
蕎麦がきの触感は、つき立ての餅に似ているが、
味はと言うと、さっぱり爽やか!
蕎麦の実のつぶつぶの触感と香りが堪らない。
ここ「山の実」の蕎麦は茶色ではなく薄黄緑色をしている。
あっさり爽やか系、この風味はどこにも無い。
どことなく洋風を感じるのは何故なのだろう・・・
店の造りから来るのだろうか?
それにしても不思議である。
最後は蕎麦生地で出来たピッツア。
これは当然だが和を感じる。
薪の本格的石窯で焼く。
何とも不思議な世界を体験出来るのである。
「山の実」
長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700-103
北志賀ホリデーイン内
0269-33-7577
4月下旬〜11月末の土日祝日
11:30〜14:30(要予約)