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----- Original Message -----
From: "S.K"
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Monday, March 03, 2008 10:32 PM
Subject: スピーカーアタッチメントSP-AT(8NLimited)を購入したく |
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貝崎様、
お世話になります。
この度はスピーカーアタッチメントSP-AT(8NLimited)を1セット購入したく宜しくお願い申し上げます。もう我慢できなくなってきました。お振込いたしますので、お見積もり額をお知らせくださいませ。
実は、先ほど、とある調べものをしていて気づいてしまったのですが、電気系統とオーディオシステムはよく似てますね。なぜ、スピーカーアタッチメントが重要で効果があるのか、試しもしていないのに、頭で「ガッテン」してしまいました。
電気は、発電機(電源)→ケーブル(送電)→コンセント(配電)という順番を経て家庭に電力が届きます。オーディオは、電源→ケーブル→機器またはスピーカーを経て音楽が耳に届きます。
電気を運ぶ電気系統では、「付け根」の部分が一番技術力が必要とされます。つまりは、発電機であり、配電設備です。これらの機器のスペックと質が、家庭の電気の質(安全、一定電圧保持、瞬低回避)を支えています。こららに多くのエンジニアリングパワーが注がれる訳です。
ここで、(あくまで相対的ではありますが)、発電機と配電設備を結ぶ送電ケーブルは相対的には重要ではありません。なぜならば、電気は発電機より昇圧して、ケーブルの影響(抵抗)を低減した状態で、最後に配電設備(変圧器)にて降圧して、家に届くからです。
(無論、厳密には、送電ケーブルによる電力ロスはあるのですが、送電ケーブルが短ければその限りでないという範囲での話です。これはオーディオとの関係性を語る上でのことです。)
オーディオの場合、この発電機に変わるものが、コンセントや電源タップを含む電源周辺機器となるわけですが、実は配電設備に変わるものがありません。
つまり、配電設備にてちゃんと微調整されることなく、オーディオ機器につながっていることになります。この配電設備の機能を担っているのが、御社のスピーカーアタッチメントなのです。
そう理解すると、「付け根」にあたるスピーカーアタッチメントによる厳密な「微調整」が、電気を音エネルギーに直接変換するスピーカーの直前に行うことで、出てくる音に影響を与えると考えることができます。
いやあ、妙に納得してしまいました。
商品の到着が楽しみでございます。
S.K
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On 2008/03/04, at 19:19, info@rosenkranz-jp.com wrote: |
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S.K様
先ほどは、お電話有難うございました。
丁度返信メールを書いていた時でした。
スピーカーアタッチメントのご注文有難うございます。また、電力の発電と送電システムについて貴重なコメントを有難うございます。
音楽信号を受けたスピーカーは物凄いインピーダンス変動を受けます。ある想定内の負荷物(モーター、設備機械等)と較べますと予測も計算もあったものではありません。
電気の専門家である電力会社の人間にとっても、”スピーカーという獲物だけは訳分らんのと違いますか”。そこらあたりが、オーディオ機器の出来の良し悪しを言われる所以ではないでしょうか。
要するに、緩い変化球なのか、速球を投げてくるのか、全く予測のつかない中で、瞬時対応しなければならないバッティングに似ていると言えるでしょう。
そう考えた時には、努力だけではどうにもならないモノがあって、天性の感性や身体能力等の何かがオーディオ機器設計には要求されると思います。
机上の計算どおりに行かないという事は、イメージであったり、直感なり、決断力、そして第6感とか、はたまた、説明の出来ない7感、8感位まで要求されるのかもしれません。
カイザーサウンド
貝崎静雄
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----- Original Message -----
From: "S.K"
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Wednesday, March 05, 2008 12:43 AM
Subject: Re: スピーカーアタッチメントSP-AT(8NLimited)を購入したく
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貝崎様、
先ほどはお電話で大変失礼致しました。また、御丁寧なメールを頂戴しまして、ありがとうございます。スピーカーアタッチメントの到着を心より楽しみにしております。また最新タイプの物と比較させて頂く機会を頂きまして大変光栄でございます。
一体、何を改良されたのでしょうか?
わくわく楽しみに待たせて頂きます。
オーディオ機器が音楽を奏でることは、電気的に考えると、予測困難な感情に素直に向き合う必要だということですか。そう考えると大変神秘的ですね。オーディオは深いですね。
そういえば、どこかで聞いたのですが(もしかしたら私の勘違いかもしれませんが)、原子力発電機の内部にある主要タービンの軸受けは、御社の電源タップやインシュレータの造り方と同様で、鋳物の作業では結晶構造の方向性を合わせて型をとっているようです。
エネルギー効率や高耐久性の実現の為には必要だそうです。
その職人を特集していたテレビ番組か何かを先日見たような覚えがあります。
発電機も付加の変動に対して非常にセンシティブで、回転数(周波 数)はほぼ一定を保たれるように、周辺設備やネットワーク側でエネルギーを微調整するようにできているらしいです。
電力会社の方とお話したら、御社の開発に新たな発見があるかもしれませんね!
最近、御社製品の効果を他の分野に当てはめて色々な空想にふけることが多くなりました。自分の脳みそに新しい思考回路が広がるようで、大変、有意義な日々を送っております。
大変感謝いたします。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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