トップ情報四文字熟語や行

や行




 夜郎自大(やろうじだい)
 自分のカ量も知らないで、仲間のあいだで羽振りを利かして、尊大に構えていることのたとえ。『史記』から。



 唯一無二(ゆいつむに)
 ただ一つだけあって、二つとないこと。

 唯我独尊(ゆいがどくそん)
 世の中で、だれよりも自分だけが偉いとうぬぼれること。「唯(ただ)我(われ)のみ独り尊し」と読む。

 勇往邁進(ゆうおうまいしん)
 自分の目標・目的に向かって、勇気を出してわき目も振らず、まっすぐに前進すること。

 有形無形(ゆうけいむけい)
 形のあるものと、形のないもの。表に現れるものと、表に現れないもの。

 優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)
 生存競争で、環境に適した者や強い者が勝ち残り、適さない者や弱い者が負け衰えていくこと。

 優柔不断(ゆうじゅうふだん)
 ぐずぐずしていて、物事の決断力に乏しいこと。また、そのさま。

 融通無碍(ゆうずうむげ)
 行動や考え方などが、何物にもとらわれず、自由で伸び伸びとしており、滞りのないこと。融通自在。

 有職故実(ゆうそくこじつ)
 古来の朝廷や武家の風習・習慣・法令など。また、それらを研究し、継承すること。

 有名無実(ゆうめいむじつ)
 名前ばかりが広く知られているが、実際には実質・実態が伴っていないこと。また、そのさま。

 勇猛果敢(ゆうもうかかん)
 勇気があって強く、決断力をもって物事を思いきって処理すること。また、そのさま。

 悠悠自適(ゆうゆうじてき)
 世間の俗事に心を煩わせず、自分の思うままに心静かな生活を送ること。

 油断大敵(ゆだんたいてき)
 油断することは、物事の失敗のもととなることが多いから、何よりもこわい敵であること。小さなことでも気を許すなということ。



 余韻嫋嫋(よいんじょうじょう)
 鐘をついたときの、あとに残る響きが長く残っているさま。転じて、あとに残る味わい、言外の余情が長く残っているさま。

 用意周到(よういしゅうとう)
 物事の手はずが、細かい点まですみずみと行き届いていて、手落ちのないこと。また、そのさま。

 妖怪変化(ようかいへんげ)
 人知を越えた不思議な化け物や現象。異様であったり醜悪であったりするもの。

 羊頭狗肉(ようとうくにく)
 見せかけだけりっぱにして、実質の伴っていないこと。見かけ倒し。看板には羊の頭を掲げて、実際には犬の肉を売る意。

 陽動作戦(ようどうさくせん)
 敵の判断を誤らせるために、わざと目的と違う目立った行動をして、敵の注意をそらせる作戦。

 容貌魁偉(ようぼうかいい)
 顔かたちや体つきが、人並み外れて大きく、たくましくりっぱであるさま。

 余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)
 ゆっくりと落お着き払っているさま。ゆったりとしていて、あせらないさま。


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