トップ＞情報＞最近のニュース＞最近のニュース2006＞セックスマシーン/ジェームスブラウン

セックスマシーン/ジェームスブラウン
　ジェームスブラウンのセックスマシーンを久しぶりに聴きました。この速くてタイトなリズム感は誰にも真似は出来ません。ふとその時、このリズム感とフィーリングは誰かに似ていると感じましたがすぐには思い出せません。

　唯一引けを取らない人物を挙げるとするとマイケルジャクソンでしょう。'60代の頃、黒人の間で格好良いという意味の"Up Tight"という言葉が流行し、まさにその代名詞的存在のジェームスブラウンがブラックパワーを炸裂させ、黒人シンガーの頂点に君臨していました。その頃マイケルはジャクソンファイブのメインボーカルとして声変わり前の甲高い可愛い声で大人気でした。

　そうです、似ていると思った人物はマイケルでした。彼は良くも悪くもジェームスブラウンの影響を多大に受け、さらに音楽だけではなく反面教師のように容姿の面でも頂点に立ちたいという強い思いに駆られ、整形という行動になったのではないかと推測します。

　広島、東京間の車での移動は道中一度や二度は中だるみするのですが、このディスクのお陰でむしろ覚醒させらるほど気分はハイになり、疲れ知らずで一気に東京まで駆け抜けた感じでした。

　その後クインシージョーンズを聴きましたが、違ったテンポに慣れるまでにはしばらく時間が掛かりました。それぐらい強烈なインパクトです。407SWの音は当初ブラックミュージックの良さが中々出なかったのですが、見違えるように音の暗い陰の部分も味わえるようになった事を意味します。

　このディスクが気持ちよく聞けるにはハイスピードな低音が要求されます。

　チェックディスクにお勧めです。


←　Back　　　　　Next　→