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定在波を活性再利用 |
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スピーカーの背後のコーナーには定在波が生じ、それがこもった音の原因となるのは良く知られた話です。その対策として、巻いた布等を立て掛けたりしているのをよく見かけますが、その効果は、「やらないよりは・・・?」というのが正直なところでしょう。
部屋のコーナー対策として今までに決定打がなかったのは、吸音という画一的な考え方で解決しようとしていたからです。
カイザーサウンドのアプローチは、良くないと言われる定在波を除去しようという考え方ではなく、生じたエネルギーを「好ましい音楽的な波動に変える事は出来ないだろうか?」に絞り込みました。
即ち、「活性再利用出来ないものか」と考えたのです。そんなエコロジーなアプローチこそが今地球規模的に見ても最も歓迎されます。
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「Bridge」という名は音楽用語です |
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カイザーサウンドの製品作りは、ハード面ばかりではなく、むしろソフト面をしっかりとイメージに入れて取り組んでいます。今回の「Bridge」という名前も実は音楽用語から引用したものであります。
Aメロ、Bメロ、サビ(主題)に当てはめると、Verce、Bridge、Chorusとなり、BridgeはChorus(主題)へとつなぐBメロに相当する大切な部分と言われています。
そんなところと掛けて、スピーカーと部屋を良好な関係につなぐ架け橋となるように”Bridge”と名づけたのです。
今回のコーナー型ルームチューニンググッズはそうしたテーマがあって完成した製品であります。
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ダンボールがNo.1という結論 |
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そんな発想の基にスタートした訳ですが、部屋のコーナーの定在波対策にはどんな素材が一番適しているのか?、知恵を絞りに絞って考えてみました。
ダンボールがNo.1という結論に至りました。
振動減衰力を持ちながら、
反発力もそこそこで程よく震える。
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カイザー寸法で出来たコーナー型衝立 |
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カイザー寸法で作ったダンボールのコーナー形衝立(ついたて)を背後、側壁からカイザー数値の52.5ミリの位置に置きます。淀みとなった動きにくい空気を、音楽性の高い波動に変換してシャッフルしてやるのです。
その音の効果たるや!
ビックリ仰天!
正に”Bridge”効果です
特にチェロからコントラバスの音域が素晴らしいです
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設計図の無料公開を試みましたが・・・ |
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試作する前は、ダンボールで出来た物なんて、とても製品として認められないだろうから、作り方をウェブ上で無料公開しようと考えておりました。
しかし、いざ実際に作ってみるとなると、きれいに切れるものではなく、まともな物を作るのは自作では困難だと判断しました。その上、1メートル近い長さのダンボールを探すのさえ大変です。
いつもお世話になっているパッケージ屋さんにお願いすることにしました。少量だとサンプルカッターという機械を使うそうですが、ゆっくりでしか切れない為に、時間から導き出すと結構なコストになると聞かされました。
果たして何枚売れるか分らない物に、型まで起こしてやる訳には行きません。とりあえず普通の厚みのダンボールとちょっと薄い物と2種類のサンプルを作ってもらいました。
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キット方式で販売する事に決定 |
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出来上がった試作品は、コンマ2ミリの誤差もないほどきれいに裁断出来ています。これにはちょっと驚きました。その上親切にも折り癖まで付けてくれています。これなら誰でも簡単に作れます。道具は何も必要としません。両面テープで貼るだけで済む、キット方式で発売することに決めました。
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カイザーウェーブの威力とは? |
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「カイザーゲージ」が示す波には、音や音楽の良し悪しを決定する周期と法則性が秘められています。その音の良い数値を十数年に渡って設計の中に織り込むといった、一貫したアプローチが、独創性と音楽性豊かなローゼンクランツサウンドを生み出して来たのです。
耳の肥えたオーディオファイルの間では、それを”血の通った音”と称し愛され、ファンの心をしっかりと掴んでいます。
特筆すべきは、発表する商品全てに系譜図があるかのようなブレの無い音楽表現力の豊かさにあります。目に見えない音楽の感動を数値に表した「カイザーゲージ」は正に音楽界の歴史的快挙であります。
その音楽のエキスがぎっしりと詰まった”Bridge”が貴方のオーディオルームにミラクルを引き起こします。
組み立てに要する時間はわずか10分程です。
D.I.Yを楽しんで下さい。
12月10日発売予定
ご期待下さい
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