処女作がやっと出来ました。
幅3間のオーディオ壁。板の枚数にして約60枚、直径40センチほどの原木を3本使いました。中心の部分から外に育つ方向に組むべく、原木毎に戸籍簿管理をしています。
世界初の試みでしょう
ここまでやるか!?
やりますよ!、カイザーサウンドは!
世界一の音を目指しているんですから!
「施主のK.Yさんにいいアイディアが浮かんだよ」と、威勢よく電話してみたはものの、いつもとちょっと違うのです。その後アイディアは浮かべどスケッチを描きたいのにいっこうに進みません。何日もその紙を基に考えるのですが同じ事の繰り返しです。
どうして?、こんな事は今までにありません。しょうがない!、現場で材料に尋ねながらやるしかない。そう決めました。料理人がメニューを考えても、材料を見ないと調理法が頭に浮かんでこないのと同じ心境だったのでしょう。
施工当日材料を目にした途端、スイスイとどの木をどこに持ってきて、どの順番にというのがあっという間に決まりました。こういう事だったのか!。やはり材料と会話して初めて成るようになる。
これぞ”適材適所”なりと悟りけり
組み立て順に写真をご覧に入れましょう
部屋の中央から右に左にと広がるように両端に向かって組んで行きます。もちろん原木の中心の板を真ん中にして外輪に向かって組みます。従って節と木目がまるで生きているかのように、その系譜がパラパラ漫画のように手に取るように分かります。
この釘打ち作業が更に命を吹き込みます。両端から○○カイザーの位置に打つのか?、このピッチの組み合わせが、戸籍簿管理であり加速度組み立ての肝と成るのです。この数値の組み合わせだけはトップシークレットで公開出来ません。
見事に組み上がりました。素材自身がエネルギーに満ち満ちているので、世界中の何を持って来たとしても、この”志賀高原原木杉オーディオ壁”に敵う物は無いと断言します。
最後に”画竜点睛”、製作に携わった3人がここぞと思うところに"Rosenkranz"をブランデッドします。
ミラクルサウンドスクリーンも同時に導入しました。素っ気無かった石膏ボードの音のかけらもありません。コーラスの声に至っては人の数だけの個々の声が声紋となって聞き取れるほどです。オーバーな表現ですがそれ位凄いんです。
”魂のオーディオ壁”を貴方もぜひ導入して下さい。
カイザーサウンドは今が旬です!。