トップ製品アクセサリーサウンド・ステーション

商品のお買い求めについて

サウンド・ステーション


サウンド・ステーション
Sサイズ 生産終了 \90,000
税込み \94,500
Mサイズ 生産終了 \100,000
税込み \105,000
Lサイズ 生産終了 \120,000
税込み \126,000
金額は1枚の価格



 - 特 長 -

 スピーカー用としては左・右一対の物として設計し、それぞれ内側から外に向けて音が広がるように、材料の響きの方向を管理した物で組み上げます。その骨組みとなる米松で出来た根太材は、1本の木から切り出した物を奥から前へと枝先が来るように設置します。また、年輪の円周方向すなわち音が前に出て来るようにも配慮します。

 当然、左・右対称ですからその並べ方は、それぞれ背中を向け合うような形となります。こうして、ステレオイメージが強力に広々と展開されて行くのです。音楽としての振動が、素早く、しなって走る為には、固定されている所と振幅する所がある”スノコ方式”の方が波動が生まれやすく、エネルギーの加速に於いて有利に働きます。

 また、そのエネルギーを生み出す構造として、硬いハードメイプル材の下には程好く柔らかい米松を使用しております。この絶妙なコンビが、”猛々しい音”から”デリケートな音”まで大変豊かに描き分けてくれるのです。


 - 仕 様 -

 特注サイズもご注文承ります。

 色は下記の4色からお選びいただけます。

 クリアー/パイン/ウォルナット/ローズウッド

 - サイズ -

長さ 高さ
Sサイズ 0.6Kaiser 0.4Kaiser 0.05Kaiser
630mm 420mm 52.5mm
Mサイズ 0.6kaiser 0.5kaiser 0.05kaiser
630mm 525mm 52.5mm
Lサイズ 0.6kaiser 0.6kaiser 0.05kaiser
630mm 630mm 52.5mm



カイザーサウンド有限会社
担 当 貝崎 静雄(かいざき しずお)
E-mail info@rosenkranz-jp.com
Hiroshima Tel 082-230-3456

戻る



お客様からのメール


 ----- Original Message -----
 From: "A.N"
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Friday, May 02, 2003 9:28 PM
 Subject: A.N_05.02

 貝崎様、遅くなりましたが、サウンドステーションをお送りいただきまして、まことにありがとうございました。

 4/15 に無事到着し、その後、少しずつ、少しずつ、試してきて、とうとう豊かな /暖かな気持ちを得ることができるようになりました。

 今は、テンシュテット指揮のマーラーの 1 番をかけています。

 表現力がないものですから、どこまでお伝えできるか分かりませんが、なんとかこの気持ちをお伝えして、お礼を申し上げたく思います。


 今までいちばん心にひっかかっていたのは、再生音のエネルギー感と再生音量が比例してしまうことでした。

 例えばヴァイオリン・セクションがピチカートを奏するとき、絶対音量は中程度を超えることはありませんが、ピチカートを指示した作曲者による<詰めた想い>が、聞くものの心に喚起するものが、動悸を速めるような想いである作品が少なからずあります。そういうときのエネルギー感を、今までは頭 (心) の中で補うことでしか得られませんでした。

 この半月の間色々と調整してきて、強弱とは別のところにある演奏者の意図する「つよさ/弱さ」が、とうとう耳で感じられるようになりました。

 実はサウンドステーションの他に STB-1 と他社のインシュレータも同時に使い始めており、どれがどの位の役割を担っているのかをピン・ポイントでいうことはできませんが、サウンドステーションが最大の役割を果たしていることだけは間違いありません。


 もうひとつ、LP レコード・プレーヤーの針先にたまる埃に悩まされ、無音であるべきところを針の擦過音に悩まされていた者にとって、物理的接触を排除した CD は、少なくとも決定的な短所のひとつを根本的に解決できるはずのものでした。しかし、CD 登場以来今日まで、少なくとも小生の装置では「無音」を味わうことはできませんでした。

 この半月の間、少しずつ、少しずつ、無音が意味合いをもち、色合いをもつことができるようになっていきました。

 音楽を楽しもうとする者にとって、再生装置が「どれくらい良いか」より「どれくらい悪くないか」の方がずっと大事であるはずと思っていましたが、その思いはこれまで空回りしていました。

 それがやっと解決しはじめました。


 残念ながら表現力を持ち合わせておりませんので、感じていることをうまく言い表すことが適いません。

 ただ、 ...

 これでとうとうリュートの音を楽しむことができそうになってきた。...

 ポジティーフ・オルガンやヴィウエラ、ヴァージナルの音を身近に聞くことができそうになった。...

 この深い喜びの気持ちをお伝えしたくて、キーボードに向かいました。

 貝崎様、ありがとうございました。

 A.N


戻る