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スピーカーアタッチメント


SP-55 生産終了 \59,000
税込み \61,950
SP-52.5(Perfect) 生産終了 \79,000
税込み \81,900
SP-8N(Perfect) 生産終了 \98,000
税込み \102,900



 - 特 長 -

 このスピーカーアタッチメントはパッシブ型のサウンド・エンハンサーと考えて頂いても結構です。従いまして、コイルやコンデンサー類を使いませんので基本的に音質に害が全くありません。

 高価なイコライザーを使っても音は必ず萎えます。このスピーカーアタッチメントは音が萎えるどころか、不思議なほどパワーアップします。聴感上では2dB〜3dB程音量が上がったように感じます。
 
 スピーカーアタッチメントはカイザーサウンド独自の考え方で10年以上研究し続けてきた製品です。ローゼンクランツの音が今日評価が高く信用がありますのは、全てこのスピーカーアタッチメントから始まっているのです。



カイザーサウンド有限会社
担 当 貝崎 静雄(かいざき しずお)
E-mail info@rosenkranz-jp.com
Hiroshima Tel 082-230-3456

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スピーカーアタッチメントの評価



 バイワイヤリングジャンパー線信じられないジャンパー線とアタッチメントの世界
村井 裕弥

 人って、どれ位いるのだろう。藤岡先生のように、パラドライブするというのなら分る。本格的マルチの効用も知っているつもりだ。

 しかし、バイワイヤー接続というのは、どうもよくわからない。「本当はメーカーもバイワイヤーにしたくない」とか「こうしないと売れないから、嫌々バイワイヤー にしている」ならまだしも「ケーブルが2倍売れるから」といった怖い噂も飛び交っている。(あくまで嘘ですよ。石を投げないで)


 
あのカイザーが、ジャンパー線を作った

 そんな僕に「ジャンパー線のレポートを書け」と、編集長は言う。「ええっ。僕はバイワイヤーのスピーカーは嫌いなんですよ。メイン・システムは、シングルワイヤー・オンリーのに買い変えちゃったし」「でも、まだサブ・システムで1組残してるんだろ。それを使えば、テストできるじゃない。それに、これがうまくハマれば、これからバイワイヤーのスピーカーも使って行けるわけだし」


 
お客を巻き込んで、大試聴かい

 カイザーサウンドといえば、素材の徹底した方向管理。本誌読者に改めて説明する必要はないだろう。(もし知らない人がいたら、1月号の72ぺージを読んで)。しかし何と言っても、たかだか数センチの電線である。これを方向管理か。ウーン。これ、左右ペアーで3万円もする。「はたして、それだけの価値があるものか」。自分ひとりでグワーッと集中して聴くと、違いがわかったような気になりがちなので、オーディオに無縁なお客も巻き込んで、一大試聴会を開催する。そして、何をしたのか(換えたのか)説明なしで、音だけを聞いてもらい、メモを提出してもらう。


 まずは、メーター200円の格安ケーブルで自作したジャンパー線=別に不満はない。これはこれで、けっこう聞ける。
メーター3,000円のケーブルで自作したジャンパー線=情報量が俄然増える。高域のヌケも向上。お客さんの目が、急に真剣になる。
真打ち・カイザーのジャンパー線=ピアノの音量が、ぐっと上がる!ピアノのガツーンがきれいに(出て欲しいところだけ)立ち上がる。それでいて、けっして硬くなったりはしない。交響曲は、間接音が倍加。いや3倍増くらいか。いかにもライブ収録という感じのサワサワ感が聞こえてくる(さっきまではライブだって気が付かなかった)。音調もノーブルな方向に変化。「い、いったい何を変えたの?今の、同じCDなの?ホントに」。お客さんの目は点!


 
カイザーサウンドの原点、スピーカーアタッチメントも試す

 しかし、このお客さんはさらに腰を抜かすことになる。カイザーサウンドから、もう一つ”秘密兵器”が届いていたのだ。スピーカーアタッチメントSP-52.5。名前からは想像のつかないアクセサリーである。要するに、スピーカーケーブルとスピーカーターミナルの間に入れて、音を良くしようという製品だ。

 「そんなバカな。シンプル・イズ・ベストだ。信号経路をシンプルに短くするのが、イイ音への道。そんなものを入れたら、その分、電気が余分なところを通って」。しかし、わが家に来ているお客さんには、そんなオーディオ知識はない。大体何を変えたのかさえ知らせていない。3人で、(黙りこくり)ひたすらメモを取っているだけなのだ。


 カイザーのジャンパー線+カイザーのスピーカーアタッチメント=きれいきれいだったピアノの音に、いい意味での濁りが出てきた。全体のまとまりも向上。上品さも。交響曲は、深みと奥行きが出た。まろやかで香り高い音。ヨーロッパ的。こんな声が圧倒的。

 しかし、それから数日後、広島から更に宅配便が届いた。あけてみると、またスピーカーアタッチメントが出てくる。貝崎社長いわく、「前回送ったモデルで、ほんの少しひっかかっていたところが解消されました。名前はSP-52.5パーフェクト・モデル。左右ペアーで79,000円です。ぜひ聞き比べてください」。

 お客さんをまた呼ぶわけにはいかないので、やむをえず奥さんと二人で聞く。これと比べると、あんなにマイルドに聞こえた4がとげとげしく感じられるから不思議。スピーカーアタッチメントのわずかな改良だけで、エネルギー感が増し、谷川の清流がほとばしる如く、音楽が宙に舞う。これを「安い!お買い得」とは書きにくいが、絶対に他のものでは得られない。

オーディオアクセサリー 102号より転載




お客様からのメール


 ----- Original Message -----
 From: "R.M"
 To: <kaisersound@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Monday, October 27, 2003 19:52 PM
 Subject:スピーカーアタッチメントの試聴感想

 貝崎さんからスピーカーアタッチメントについて初めてご紹介を受けたのは、私がSTB-DAIBUTSUとPB-JRを購入した時でした。その時はスピーカーアタッチメントの事は全く知識がありませんでしたので、「スーパーツイーターで代用出来ませんか?」などと全くとんちんかんな質問をしておりました。

 その後、東京試聴室が完成しましたので、小生のシステムの欠陥とその解決方法について貝崎さんに相談し、併せて東京試聴室の音を聴かせて頂こうと門前仲町まで出かけて行きました。

 その時の様子は「東京試聴室奮闘物語」の中の2002/11/17「受胎のお告げが、天空高く立ち昇る」に書かれていますが、小生が聴いた印象は、「何という柔らかく気持ちのいい音だろう、いつまでも聴いていたい」ということと、「音が寸分の狂いもなく管理されて、素直に自分の真正面に飛んでくる」というものでした。

 その節、貝崎さんはスピーカーアタッチメントの機能について触れられ、スピーカーアタッチメントを付けた時と外した時の比較をして下さいました。ソフトは小生の持参した鮫島有美子のヴォーカルでしたが、外した時の音は、スピーカーのアルミコーン本来の音がそのまま出て、スピードは速いが子音が強調され、音がコーンにまとわりついて離れないような印象を受けました。

 貝崎さんによれば、スピーカーアタッチメントを外した状態の方がプロとしての機器の比較、実験には役に立つとのことでした。小生はその時喉から手が出るほどスピーカーアタッチメントが「欲しい」と思ったのでしたが、既にその時特注のスピーカーボードとPB-BIGをまとめて発注しましたので予算の関係上次回にと思っておりました。今回ようやく念願がかなって、待ちに待ったスピーカーアタッチメントが我が家に届きました。

 さて、小生のシステムは、
 SP タンノイモニターレッドを特注エンクロージャーに入れた物。
 AMP 電源部、パワー部、プリ部とも6528、6080などオール3極管による手製アンプ。
 CD エソテリック P2S+D3。
 ケーブル オルトフォン7N他ですが、

 これにスピーカーアタッチメントを付けて聴いた結果は、小生の当初の予想とは異なるものでした。スピーカーアタッチメントを付ける前の小生としての音の予想は、「響きが増し、奥行き感も広がるが、若干根太い音となるのではないか」というものでした。

 ところが、付けてみた瞬間のCDの音は、それまでのただきれいなだけの平面的なCDの音から、立体的な音に変化しました。立体的とは、音の抜けが良くなったために、音に陰影が出てきて、音が粒だってくるという感じです。

 ヴォーカルで云えば、声の子音が立ってざらざら感が出てくるという感じでしょうか。オーケスタラで云えば、弦の音が細かく粒立つような感じです。バレンボイム指揮の「タンホイザー」の序曲の部分を聞きましたが、管が主体の旋律の時でも伴奏のバイオリンの音が複雑に粒だって聞こえてくるのです。

 音に芯が出来て、その周りを倍音が包むというややアナログ的な音に変身です。また、音の響きも増したので、それまでのヴォリュームの位置だと音がやや大きすぎると感じるCDソフトも出てきました。念のためにスピーカーの片方のアタッチメントを外してみると、音量の違いがはっきりします。

 次にLPレコードでパトリック・ガロワのモーツアルト「フルートとハープのための協奏曲」を聞きましたが、音像がきりりと引き締まったために、フルートの音がむしろ細かく、細やかになったような印象です。パイヤール指揮のバッハ「音楽の捧げもの」では、バイオリンの音がつややかなだけなく、弦のこすれたような感じになって聞こえてきます。

 このように、小生の予想をはるかに超える「良い音」に変身しました。貝崎さんは全てを一人でやっておられるために、超ご多忙にもかかわらず、手作りの上に製作工程が複雑で、かつ大変に長時間神経の集中を要するスピーカーアタッチメントをご製作頂いたことを厚く御礼申し上げます。


 ----- Original Message -----
 From: Y.E
 To: kaisersound@rosenkranz-jp.com
 Sent: Wednesday, September 03, 2003 3:28 PM
 Subject: その後の感想です

 カイザーサウンド御中
 貝崎様

 7月末にPB-DADDY、ジャンパー線、アタッチメント等購入させて頂いたEです。アタッチメントの修理は、お忙しいところ本当に有難うございました。その後の感想を書こうと思っていたのですが、今までよりスピーカーの位置に敏感に反応する様で、思うように鳴らず、なかなか感想が書けませんでした。

 スピーカーの位置決めにヴァイオリンソナタを使って、CDPから右チャンネルのピンコードを抜いて調整をしたのですが、この位置が間違っていたことが昨日やっと解りました。

 エージングが進むにしたがって低音が出ないソフトが出てきたため、ブラームスの交響曲で両チャンネル鳴らして、右SPを動かしてコントラバスが一番鳴る所に置き、左SPのピントを合わし、その後、左SPでヴァイオリンに艶が出る出るところまで微調整しました。やっと自分が一番やりやすい方法が解ったのではないかと思います(あまり自信はありませんが)。

 その結果は、最初に聞いたブラームスのダブルコンチェルト(私の一番尊敬するオイストラッフとあの下品で助平なロストロポービッチ、〈ショスタコービッチのシンフォニーを振ると素晴らしい〉)では、機械の事など考えるゆとりもなく最後まで音楽に浸ってしまいました。

 良くできた真空管アンプとそれに良くマッチングしたSPと部屋で鳴った音楽(聴いたことは無いけれど)かも?今日はマーラーの2番のシンフォニー(クーベリックとヴァイエルン放送オケ)を最後まで聞きました。

 私のローコストな装置で(因みにSP/B&W CDM-9NT、プリメイン/山水AU-α907リミテッド、CDP/デノンDCD-S10V、8畳洋間)ここまで余裕で堂々と大編成のシンフォニーが鳴ってくれたら、しかも音楽的に鳴ってくれたら、高い機械は要りませんね。

 今ロッシーニのイタリアのトルコ人が鳴っています。ロッシーニのオペラって本当に楽しい音楽ですね。最初のホルンのソロなんて○響のホルンの○さんの音にちょっと似てるかな(私は○響でヴァイオリンを弾いております。31年目です)なんて。すべての楽器の質感が素晴らしいです。

 ところで○○で購入して3ヶ月ぐらい、B&W SP用純銅製フェイズプラグをつけて聴きましたがすべての楽器の質感が、鈍いクラリネットのような音になってしまって、これは全くだめでした。

 ○○まで行って確かめましたが、やはり同じ音がしていました。真鋳製のものも変な付帯音がしてだめでした。係りの店員さんに楽器の質感がぜんぜん駄目になると言ったのですが、あまり気にも留めてもらえなかったようです。楽器の質感が無くなると、音楽もだめになりますね。ニュアンスが無くなってしまうので音楽家が、何を表現しようとしているのか全く解らなくなってしまいます。

 貝崎さんの耳と音楽的な感性と理論は本当に信頼の置けるものと確信いたしました。

 ○響の他の人たちはあまり音にこだわらずに音楽を聴いているようですが、ステレオがこんなに素晴らしい音で鳴ることを知ったら考えが変わるかもしれません。

 私は装置が良い音で鳴ってくれないと、音楽を聴く気になれないという損な性分ですが、やっと何も考えずに音楽に浸れるようになりました。でもティンパニーが実在感を伴って鳴ったり大太鼓がしっかり鳴ったり、金管や木管や弦がそれぞれ素晴らしい音で鳴ると、にやりとしたりします。嬉しいのです。

 貝崎さん本当に有難うございました。

 音的には今のところ不満が無いのですが、見た目には200V→100Vステップダウントランスの部分とか気になる所が多々ありますので、これからもよろしくお願いいたします。


 ----- Original Message -----
 From: Y.E
 To: kaisersound@rosenkranz-jp.com
 Sent: Monday, August 11, 2003 12:22 PM
 Subject: 修理ありがとうございました。

 カイザーサウンド御中
 貝崎様

 スピーカーアタッチメントの修理ありがとうございました。ただいま家に届きました。丹精込めて作っていただいたものを、不注意で折ってしまうなど、本当に申し訳ございませんでした。

 今現在CDPとSPにPB-DADDYを使い、SPにジャンパーケーブルと、Lチャンネルのマイナス側を欠いたアタッチメント装着といった状態ですが、オイストラッフのヴァイオリンが過去にサテンのカートリッジでLPレコードを聴いていたころのように滑らかで立ち上がりの良い音がします。

 しかも、もっとふくよかでニュアンスが豊かに出ています。オーケストラのそれぞれの楽器の質感が良く出てオケの一人一人が音楽しているのが伝わってきます。これからSPアタッチメントのLチャンネルマイナス側を取り付けます。また感想を書きます。

 お忙しいところ修理本当にありがとうございました。

 Y.E


 ----- Original Message -----
 From: Y.E
 To: kaisersound@rosenkranz-jp.com
 Sent: Wednesday, July 30, 2003 9:19 PM
 Subject: スピーカーアタッチメント届きました。

 ローゼンクランツ御中 貝崎様

 スピーカーアタッチメント今日届きました。丹精込めて作っていただき、有難うございました。先に送っていただいたインシュレーターとジャンパーケーブルここ2,3日で、大変満足な状態になってきました。

 (インターコネクトのコードをオーディオの電源コードから離す、CDPのディスプレイ表示を消す)など、今までだったらあまり変化のなかった操作で、実在感や透明感が量的には僅かだと思うのですが、感覚的には飛躍的に向上して音楽(クラシック全般を聞きます)を安心して聞くことができ,またもっと聴きたいと思えるほどになりました。

 ただ、先月意を決してCDPのインシュレーターをはずし、○○の木製のインシュレーター3点支持に換えたところ、音が細身になりスケール感がダウンしてしまいそれがずっと残っている感じでした。(あまり気になるので広島出張の帰り、通り道の秋葉原のエンゼルポケットに跳びこんでPB−ダディー3個注文してしまいました。明日あたり届くと思います。)

 早速アタッチメントを取り付けました。ここで、アクシデントです。丹精込めて作っていただいた貝崎様には大変申し訳ないことをしてしまったのです。Lチャンネルのマイナス側のアタッチメントのY字部分を折ってしまったのです。

 私のSP, B&W のCDM-9NTは、ターミナル部分が狭く、少し曲げなくては取り付けられないのですが、最後の1個を逆に曲げてしまい、このままでは取り付けられないので折れるかもしれないと思いつつもまたその逆に曲げてとうとう折ってしまいました。一瞬時間が止まりました。

 今、無事な3個を取り付け、Lチャンネルのマイナス側だけ従来どおりの接続でLP時代からよく聴いていたオイストラッフとロストロポービッチ奏するブラームスのダブルコンチェルトを聴いていますが、片肺飛行だというのに音量アップ、音の厚みが出、スケール感倍増で、今までの30年余りのオーディオ経験の中で最高に良い音で鳴っています。また音楽がすごく伝わってきます。4個とも取り付けられていたらと思うと、本当に残念です。

 大変申し訳ないのですが、この修理はお願いできるのでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。

 Y.E


 ローゼンクランツ 貝崎 様

 スピーカーアタッチメント(受注生産スペシャルバージョン)

 ありがとうございました。朝5時まで徹夜で製作されたとは・・・恐縮です。

 何曲か聴いてるうちに、この『音の彫刻』の底知れない能力の一端を理解し始めました。

 自らの能力を全く誇示することなく、音楽の純粋な部分を取り出して見せてくれます。

 『つつましい』、だけど『豊か』で『暖かい』。表現しようのない世界ですね。

 オーディオ的に聞き比べ評価することが無意味に感じられます。

 「素晴らしい」という言葉すら、陳腐に思えます。

 『言葉はいりません』

 『ただ聴いてください』

 『それがすべてです』

 私は、この『音の彫刻』から日本古来の美意識に近いものを感じるのです。

 ではまた。

 平成12年5月21日     神奈川県  T.Y


 ----- Original Message -----
 From: "K/N" <**********@pop11.odn.ne.jp>
 To: "rosenkranz" <info@rosenkranz.com>
 Sent: Thursday, February 08, 2001 1:14 AM
 Subject: RE: attachment

 貝崎様

 本日アタッチメントを受け取りました。

 きれいに修理していただき、ありがとうございました。

 久々に良い音で音楽を聴いています。

 実際、アタッチメントの威力を再認識させられました。

 3wayのスピーカーがまるでフルレンジのように一体となって鳴ることといい、

 ニュアンスの豊かさといい、最初に聴いたときの感動がよみがえってきました。

 魔法のようですね。

 では、ひとまずお礼まで。

 K.N



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