トップ製品インシュレーターPB-REXW

商品のお買い求めについて

PB-REXW

PB-REXW
写真をクリックすると拡大表示します

PB-REXW 本体価格 1個 17,000円
金額は1個の価格


 - 特 長 -

PB-REXシリーズはローゼンクランツの音の実力がオーディオファイルに認められた最初のモデルです。そのREXシリーズもPB-REX(A)、PB-REXU、PB-DADDYとなり、今回タイプWとなって近々お目見えします。

その完成度は、姿、形の美しさもさることながら、品格や音の風格まで備えての登場です。インシュレーターにおいては、ローゼンクランツの一人勝ち状態がしばらく続いた事によって、ここ2〜3年逆に沈滞化した面がありました。

しかしこの最近、ローゼンクランツの形を真似た製品が増える傾向にあります。これは、むしろ歓迎されるべき事です。参加する数が増えないと市場は盛り上がりません。この先2回はインシュレーターに脚光が浴びると私は見ております。今は創世記である第一期が終わり、成長期に入ろうとしている時です。そして、その後に成熟完成期を迎えます。

ローゼンクランツに追いつき追い越せと他社が頑張ってくれれば、レベルが高くなり面白くなってきます。そして、土俵の上で正々堂々と技術や性能を競い合うのが望ましいのです。ローゼンクランツは横綱相撲で受けて立ちます。

異種金属を用いる事によって振動をキャンセルするとその多くは謳っていますが、真の意味で振動が”瞬時”にクラッシュアウトされ、熱に変換されるのは、歯と歯茎構造のメカニズムを持つローゼンクランツのインシュレーターのみと自負しております。

パーカッションに見られる瞬間に炸裂するアタック音。

そして、各パートの弦楽器全てが聞き分けられるほどの分解能と静寂感。

また、どこまでも伸びやかに持続し、ハーモニーする倍音の美しさ・・・。

その素晴らしさは、何よりもご自分のシステムでご体験頂くのが一番です。

試聴のお申し込みはこちらへどうぞ


 - サイズ -

直径=35mm
厚み=20.33mm




購入についてのお問い合わせ
貸し出し試聴 詳しくはこちらへ
カイザーサウンド有限会社
担 当 貝崎 静雄(かいざき しずお)
E-mail info@rosenkranz-jp.com
Hiroshima Tel 082-230-3456

戻る

 

REXWは“音楽”をかくも良くするインシュレーター


-----Original Message-----
From: Y.U
Sent: Monday, January 10, 2011 0:50:53
To: info@rosenkranz-jp.com
Subject: REXWの感想

貝崎様

先日お送りいただいたPB-REXWの感想を、思いつくままに申し上げます。

REXWは、メイン・アンプ(ダイナコマークVをオーバーホールしたもの)に使用しました。モノラルアンプですので、3点支持で計6個必要でした。最初、標準の前1個後ろ2個でセットしましたが全然ダメで、こんなはずは?と思い、説明書を読むと、トランスが偏って重さに違いのあるアンプなどは、重い方に2点支持をとなっていました。

従って右側(トランスがあって重い方の端)の前後にひとつずつ、左側(端)中央にひとつ置いてみました。結果は、PB-REXWは圧倒的に進歩した・・・と思えるものでした。

(ダイナコは相当良くオーバーホールされたため、直置きでも可也良かったのですが) インシュレーターをセットすると正に、“音楽”を再生する(しかも気持ちよく)鳴り方に変わりました。

貝崎さまより、PB-REXWは相当シビアーなので、置く位置により全く音が変わるとメール頂いていましたが、本当にその通りでした。音を良くするインシュレーターはあっても、“音楽”をかくも良くするインシュレーターは他にあるのか?という感じです。

現在、我が家のシステムでは、CDトランスポートにはPBカズン、DAコンバーターにはPB-REX(A)、プリもPB-REX(A)、そして、レコード・プレイヤー(スペースデッキ)にはロータスと大仏。その他、電源ボックスもPB-BABYを使っています。

スピーカー(タンノイ・カンタベリー)はローゼンのジャンパー・ケーブルを使用し、スピーカー・アタッチメントを介し、またスピーカー本体はPB-BIGに乗っており、エンクロージャーには例の羽(不要な響きを放出する)が付いている・・・・ということは貝崎さまもご存知の通りです。

正に、我が家のオーディオはローゼン・クランツによって成り立っているといえるでしょう。その結果が今のシステムの音楽性の再生を可能にしていると言えるでしょう。

もはや、オーディオ的な音の改善がどうのこうのより、音楽がかくも快感を以って鳴るということに、ローゼンを使うことの“意味”を感じます。本音では、カズン、REX(A)をすべてREXWに変えたいところですが。(笑)

思えば8年ほど前、広島のお店に伺っていろいろお話しをし、リファレンスを聴かせて頂き、最後に名物の牡蠣をご馳走になって大雪の中を新幹線で帰宅したことを思い出します。

どうぞ貝崎さまも正に前人未到の高みを目指して、音楽をオーディオで聴く人々のために更に前進されんことをお祈りいたします。

乱雑な文面で失礼しました。
有難うございました。

Y.U

-----Original Message-----
From: info@rosenkranz-jp.com
Sent: Monday, January 10, 2011 2:00:08
To: Y.U
Subject: REXWの感想

Y.U様

お世話になります。

ご丁寧なレビューを有り難うございます。そういえばわざわざ新幹線で広島まで来られたですよね。しかし、牡蠣を一緒に食べたのはすっかり忘れていました。
私は食道楽ですから、人が訪ねてくるとついつい美味しいものを食べに行きたくなってしまうんです。

さて、REXWはエキセントリックな音ですから壷にはまると病み付きになるような魅力を持っています。特に音の消え際のデリカシーは秀逸で、母性をイメージした音になっております。その対極の父性の音を用意したのがCOREであります。

REX(A)もREXWに換えたいとのことですが、そこまですると女々し過ぎる音になってしまいます。数年前から役割分担という考え方で音を構築する手法の研究にウェートを置いてきました。

REX(A)はインシュレーターに響きの方向性という今までに無かった概念を取り入れ、ローゼンクランツの礎を築いてくれた記念すべき製品です。その性能は今だに他社製品を寄せ付けない実力を持っていますので安心してお使い下さいませ。

それよりもCOUSINだけが「歯と歯茎構造」ではありませんので、その部分にザックリとした荒削りで男性的なCOREを入れて頂いたら音楽の喜怒哀楽、また、老若清濁等の表現がバランスよくなります。更に適材適所を踏まえた上で配置転換してやると良いと思います。

プランは二つあります

■第一段階
 トランスポート:REX(A)
 DAコンバーター:REX(A)
 プリ:CORE
 パワー:REXW

■第二段階
 トランスポート:REXW
 DAコンバーター:REXW
 プリ:CORE
 パワー:REX(A)

先での参考にして下さい。
有り難う御座いました。

カイザーサウンド
貝崎静雄

-----Original Message-----
From: Y.U
Sent: Monday, January 11, 2011 19:04:15
To: info@rosenkranz-jp.com
Subject: REXWの感想

貝崎様

ご丁寧な返信をいただき、有難うございます。確かに仰るように、REXWは女性的かもしれません。繊細でデリケートなところは凄くいいのですが、システムとしては男性的な力強いものも絶対必要と思います。

プリにCOREを、というアドヴァイスはそういうことかと受け止めました。そうすると直ぐにCOREを取り敢えず1セット購入してプリに・・・・そして、REX(A)をCDトランスポートへ・・・・。

この場合の“鳴り方”がハッキリ想像できるだけに近いうちにそうしたいものです。ご助言ありがとうございました。

また仰るように、現在、CDトランスポート(CEC TL-2)だけは、PBカズンで歯と歯茎の構造のものではありませんから、CDを聴く場合入り口のところで今一つなのかも。(尤も、スタビライザーはSTB-1を使っていますが)。

今一つお尋ねしたいのですが、我が家のプリアンプはカウンターポイントのSA5000です(ちなみにこれのラインステージとフォノステージの真空管はフィリップスE188CCにしました。これが一番良いようです。テレフンケンのCCaも使いましたが、これよりE188CCのほうが良いですね)。

そこでSA-5000は電源部が別ユニットですが、これにも何かインシュレーターを使った方が良いのでしょうね?。ある人は、電源ユニットのインシュレートがある意味一番重要だと云っていました。(現状、電源部はRASKのオーディオボードの上に置いています)

ご助言よろしくお願い申し上げます。

Y.U

-----Original Message-----
From: info@rosenkranz-jp.com
Sent: Monday, January 11, 2011 21:36:43
To: Y.U
Subject: REXWの感想

Y.U様

お世話になります。

プリの電源部はその時余ったCOUSINUを使うのが無駄がなくて良いでしょう。ラスクとローゼンクランツの音の傾向は随分違いますが、恐らくCOUSINUの方が良い結果になると思います。

カイザーサウンド
貝崎静雄

-----Original Message-----
From: Y.U
Sent: Monday, January 20, 2011 23:35:35
To: info@rosenkranz-jp.com
Subject: REXWの感想

ローゼンクランツ 貝埼様

PB-COREを送っていただき、有難うございました。
使用した感想を申し上げます。

使用する前から勝手に予想はしていたのですが、これが良い意味で外れたのには驚きました。予想では、PB-REXWの女性的・エキセントリック・繊細さに比べて、COREを入れるともっとガッツのある男性的・ダイナミックなものが加味されるのではと思っていました。

従って、現在のインシュレーターの使用は以下の様になります。

CDトランスポート   PB-REX(A)
DAコンバーター    PB-REX(A)
プリアンプ(電源部)  PB-COUSINU−カズン
プリアンプ(本体)   PB-CORE ←今回、初めて使用
メイン・アンプ    PB-REXW ←前回導入
スピーカー       PB-BIG
アナログプレーヤー  大仏&ロータス

この結果は、極めて”自然”な音です。

生の演奏にとても近いと云って良いでしょう。特に、レコードがとても良くなりました。従来、ローゼンクランツのインシュレーターを使っている感じは、とても良いが、何か作られた響きという感がしていました。しかし、現状では大変”自然な響き”としか言いようがないようです。

これは、良いオーディオの条件、即ち
@スピードが速い(音の立ち上がり、立ち下りが速い)
A音楽の情報量が多い
B聴感上のS/N比が良い・・・
が相当にクリアー出来てきているからではないでしょうか。

部分的にローゼンクランツを使っても勿論効果はあるのですが、トータルに使用してこそ、本来の効果が決定的にあらわれるという感じがしています。そして、異なった特徴を持つインシュレーターをどう組み合わせるかということが重要になってくると考えます。

良い製品をお世話になり、有難うございました。
御礼申し上げます。

Y.U