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- 特 長 - |
先に発売いたしましたPB-BIG JAZZが大変な好評を博しましたので、レギュラーサイズのDADDY JAZZバージョンも発売させていただくことになりました。
抑揚豊かで、生命感溢れる音。
彫りが深く、勢いのある音。
コントラストに富み、陰影を鮮やかに描きます。
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- サイズ - |
直径=35mm
厚み=23mm
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拘りの結晶 PB-DADDY JAZZ |
PB-DADDY JAZZの量産第1ロットが出来上がって来ました。手にとって眺めて見るのに、試作で6個作った時の物より少し完成度が上がっております。Aマークとディンプル加工のパターンの方向をもう少し気を付けるようにした事です。この工程だけでも4人の手をどうしても通らなければならず大変神経を使います。
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良い製品を作るためには、それぞれの工程に携わる職人のプロ意識が何よりも強い力を発揮するのです。その彼らのやる気を引き出すためには、出来栄えに対して、報酬で正当な評価をすること以外にありません。ですからローゼンクランツの製品にはコストが何倍もかかるのです。
その分、一つ一つの製品に「プライド」と「命」が掛かっていると言っても過言ではありません。いつも言っていることですが、私にとってのライバルは私自身の心の中に存在しております。それ故、常に自己を厳しく見つめるように心掛けております。
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量産体制に入ったPB-DADDY JAZZ。これから先オーディオファイルから、どれだけの厚い支持を得られるのでしょうか?
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ディンプルがもたらす音楽の魅力=PB-BIG JAZZの開発物語
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ローゼンクランツの試聴室に、初代のリファレンスとしての重責を担う18個のPB-DADDY
JAZZ。
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最高級インシュレーター <PB-DADDY JAZZ> が出来上るまでの工程を書きますと下のようになります。
- 丸棒の状態で、まず最初に私が方向を決めます。
- 旋盤加工に入る前に、その線に従ってケガキ線を入れます。
- 接合部の表面に汚れがありますと、ハンダで金属結合させる時に、精密に仕上がりませんので、一つ一つ丁寧に綺麗にします。
- 浮島になる「副材」と外の「母材」の方向が狂わないようにするのも、高温での作業ですから、危険が伴い大変神経を使います。
- アルミプレートの上で、方向性を明確にする為に南北に向けた状態で自然焼鈍します。
- 溶剤の中に浸けて、ハンダから出たフラックスを取り除きます。
- 手作業でAマークを刻印します。
- 1/100mm精度のハンダの溝切り加工。
- ディンプル加工。
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